グローバル化と国際会計基準の適用

2010.8.11付の日本経済新聞、マーケット総合2面のコラム「大機小機」より。

■グローバル化と国際会計基準の適用



このところ、日経で、またIFRSに関するコラムが増えているような気がします。ネタがないのか、それともIFRS導入の推進派対反対派の暗闘が続いているのか。

執筆子は隅田川氏。実務家のようですが、一昨日の悠憂氏とは異なり、本質的な議論をされている。
IFRSが日本の会計基準と異なる点として、以下を挙げています。
1.利益の概念
2.財務諸表の作り方

1は、包括利益重視のことで、いわゆる資産負債アプローチ。
2は、原則主義のこと。

IFRS適用の動きとして気になる点としては、以下とのこと。
1.IFRS適用の利害得失が関係者に十分理解されていない。
2.議論が縦割りになっていて、戦略的な視点が欠けている。

これらは、状況としては理解できます。
ただ、

日本企業は株式の保有額が大きいので、景気変動によって包括利益が大きく変動する。

というのは、如何か。

株式の保有額が大きいのは、経営的には一般に無意味(というより有害)な株式持合のせいなので、景気変動により包括利益が大きく変動するのは、仕方ありません。自業自得。

株式を保有することは、大きなリスクを抱えること。資本提携や純投資として意義のある場合を除き、最小限にするのが経営的にはノーマルな姿勢。
少なくとも、普段は取得価額で(評価損益を)隠しておいて、自分が経営失敗をした場合などに自己の果実ではない利益で覆い隠す(益出しする)のは、まともなことではありません。
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