誰がための財務諸表改革か?

2010.8.11付の日本経済新聞、マーケット総合2面より。

■誰がための財務諸表改革か(2010.8.11)



執筆子は悠憂氏。論調から、IFRS導入に反対するナショナリスト、会計鎖国論者のようです。
毎度同じようなことを書くのは気が引けるので、直接的におかしなところだけ、コメントを。

サルコジ仏大統領もダボス会議で時価会計重視のIFRSを批判、EUのなかでも意見対立が強まっている


単に、フランスの金融機関が腐っているので、開示したくないだけでしょう。そもそも、IFRSの金融危機プロジェクトは、G20からの要請で始めたもので、何を今更。

問題の核心はIFRSの財務諸表が投資家向けの時価の開示と資産・負債・損益に偏り、企業の動態的な経営活動を明らかにしない点にある。


「時価の開示」こそが、「企業の動態的な経営活動」結果そのものでしょう。「動態的な」なんて修飾語を付けると、何か正当化されるとでも思ってるんでしょうか。

特に日本型経営の特色である企業の社会的存在への考慮が全く払われていない。


何度も書いてますが、管理人の知る限り「日本型経営」なんて、存在しない。万一、存在するとしたら、悪い意味での「日本型」でしかないです。例えば、議決権インチキの株式持合とかねぇ。

~改革には広範な利害関係者の理解が肝要である。


つまり、「今と変えたくない、既得権を侵害するな」と言ってるだけでしょう。抵抗勢力のヒトは、いつもこういう言い方をする。一部の既得権者が利権のために反対したら、改革できないのか。今がダメなんだから、とにかく変えたらよい。間違ったら、また直せばよいだけです。
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