ピュアIFRSとIFRSブランド問題(330/365)

IFRSの基準そのままを、あえて「ピュアIFRS(Pure IFRS)」と呼ぶことがあるようです。これは、つまりピュアではないIFRSが氾濫していることの裏返し。

例えば、EUでは未だにIAS39号ヘッジ会計の一部をカーブアウトしています。そのため、EUで使うIFRSはピュアIFRSではなく、あくまで「EU版IFRS」という訳です。このカーブアウトの論理を拡大していくと、その範囲が拡がり、やがてカーブインとなり、その先はIFRS的な会計基準、つまり「なんちゃってIFRS」になる(と思います)。

日本基準も、IFRSとのコンバージェンスを進めているので、超々拡大解釈すれば、IFRS的な会計基準と言えなくもない。
しかし、これは典型的な、なんちゃってIFRS?で、地銀協の某常務理事のように「本場のEUから、日本基準はIFRSと同等だというお墨付きを得ている」なんて寝言を言える代物じゃないのは、皆様ご存じの通りです。簡便法が多く、抜け道により穴だらけで経営実態を表さない。しかも、コンバージェンスされた日本基準に対応しても、IFRS対応にはならないので、むしろ、状況を更にややこしくしています。

ただ、どこに線引きをするのか、というのは難しくて、これら全体を、IFRSブランド問題と呼んでいます。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

スポンサーリンク

最近のトラックバック
最近のコメント
検索フォーム
ユーザータグ

仮想通貨 IFRS 簡単図解 

楽天トラベル
amazonからのお薦め

FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

xz400

Author:xz400
「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

Firefox
Firefox ブラウザ無料ダウンロード