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経営指標:安全性(8)預貸率(166/365)

銀行業界では、以下の指標が「預貸率(預貸比率、Deposit Loan Ratio)」として、良く使われています。

借入金比率3(%)=預貸率(%)=借入金/預金×100 …(1)

預金を貸出に回している割合で、銀行の資金の運用状態を示しています。
なお、この算式の場合、B/Sの左右(貸借)関係なので、自己資本との関係は基本的にはありません。あと、銀行簿記は通常の簿記と逆なので、預金が負債側、貸出が資産側の勘定になります。正確には、借入金ではなく「貸付金」です(通常は、借入金が負債で、預金が資産ですよね。)

銀行の場合には、この指標で安全性(健全性)と収益性の両方をみます。また、貸し渋り(嫌な言葉です)をしていないか、という外部からの視線に対応する観点かも。
地方銀行や信用金庫の預貸率は、一般的には55~70%程度で、中には50%未満のケースもあるようです。

預貸率100%を上回る状態をオーバーローンといい、預金以外の、主に短期の市場で資金調達します。高度経済成長期の都市銀行は、恒常的にオーバーローンであると言われていました。

貸出に当てられない余剰分は、主に証券運用されます。これを示す指標が、預証率。つまり、分子が有価証券等の運用となり、基本的には預貸率と合わせて100%になります。(その他の運用などを除く)

預証率(%)=有価証券/預金×100=100%-預貸率 …(2)

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。