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経営指標:収益性(6)損益分岐点売上高、損益分岐点比率等(156/365)

損益分析点分析(CVP分析)とは、費用を固定費と変動費に区分して、固定費と変動費率を用いて売上高との関係を分析するものです。
損益分岐点売上高(break‐even point)は、損益が均衡する売上高のことです。つまり、もしこの売上高だと費用が同額のため、利益がゼロになります。

損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率) …(1)


変動費率は、売上高に占める変動費の割合(構成比)なので(1)式を変形すると

変動比率(%)=変動費/売上高×100 …(2)
損益分岐点売上高=固定費/{1-(変動費/売上高)}=固定費/(1-変動費率) …(3)

損益分岐点比率は、損益分岐点売上高と実際の売上高の割合を示します。

損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上高/売上高×100 …(4)


固定費と変動費の区分は簡単ではない、売上・費用分析はより詳細な単位で別途おこなうなどのため、この分析を実務で適用することは多くはありません。ただ、概念的には非常に重要なので、ぜひ理解しておきたいものです。
なお、例えば、ビジネス構造自体を変革すると、各要素が一変してしまうことには留意が必要です。

損益分岐点分析に関係する他の概念も整理しておきます。
限界利益(marginal profit)は、売上高から変動費を差し引いたもので、利益がゼロ(損益分岐点売上高)では、固定費と同額になります。

限界利益=売上高-変動費=固定費+利益 …(5)


貢献利益(Contribution Margin)は、限界利益から管理可能な固定費を差し引いたもの。但し限界利益=貢献利益とする説もあるようです。

貢献利益=限界利益-管理可能固定費 …(6)

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。