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のれん代(25/365)

【定義】
のれん代とは、企業の本来価値と財務会計上の価額との差額のこと。営業権、又は単に「のれん」とも呼ぶ。

【解説】
のれん代の計上は、必ずしも財務会計が常に事実を表している訳ではない、という典型的なケースである。

のれん代の実態は、企業が過去から培ってきた超過収益力の現時点での評価である。企業の買収や合併など、いわゆるM&Aの際に、このような差額が現実化し、会計上の処理が必要になる。つまり、企業実態と帳簿との辻褄を合せるテクニックが、のれん代の計上である。買収価額>純資産の場合に、のれん代が発生し、逆の場合には「負ののれん代」となる。

本邦の会計ルールでは、のれん代を無形資産に計上した上、20年以内で均等償却(P/Lの費用として計上)することが義務付けられている(一括償却は禁止)。他方、国際会計基準では、のれん代は償却せず、のれん代の効果が失われた時点で減損処理する。

なお、超過収益力が発生していても、買収等が無い場合には、のれん代は財務上、計上されない(できない)。

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。