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バイアス:選択バイアス、測定バイアス、交絡、認知バイアス

先日、生存バイアスのエントリ上げましたが、そもそも「バイアス」という用語について、よく判っていなかったことが判明(お恥ずかしい)したため、あらためて整理を。

バイアス(Bias)は、もともと統計学の用語で偏りのこと。偶然ではない誤差、系統誤差のこと。
選択バイアス(Selection Bias)と測定バイアス(Measurement Bias)に大別されます。偏りの原因を、データ等の選択それ自体と測定方法の2つに分けているのですね。判り易い。
先の生存バイアスは選択バイアスに分類されます。

なお、区分の後者である測定バイアス(Measurement Bias)を情報バイアス(Information Bias)としている記述もたくさんあるようです。
さらに、交絡(Confounding、交絡バイアス(Confounding bias)とも)が独立した3つ目のタイプとされていることも。こちらはいわゆる疑似相関に関するもの。
ここまでは、統計学の世界でした。

認知バイアス(Cognitive Bias)は、認知心理学や社会心理学など心理学の用語で、ヒトの思考の偏りや認知の歪み。つまり、思い違いや勘違いのこと。
昔エントリを書いた確証バイアスは、こちらのひとつ。
ポイントは、認知バイアスが統計学におけるバイアスとはまったく別物である、とされる場合が多いこと。(特に統計学やそれを使用する医療関係の方のテキストでは)

なので、表にすると以下のように。
分野種類
統計学選択バイアス
測定バイアス
交絡
心理学認知バイアス

ただ、個々のバイアスの事例を追ってみると、統計学におけるバイアスと認知バイアスが同様なケースを扱っていたりします。統計学側と心理学側の相互に。
認知バイアスの方がユルい(範囲が広い、定義が甘い?)のは間違いありませんが、完全に別物とするのも無理があるようです。
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。