野口悠紀雄「ビットコインの投機封じは取引所閉鎖でなく証拠金取引規制から」
早大ビジネス・ファイナンス研究センター顧問の野口悠紀雄先生が、ビットコイン規制について、DIAMOND onlineに長めの記事を書いておられます。
証拠金取引、先物取引、ICO、税制と広く仮想通貨の規制全般に触れる内容。
趣旨は、ビットコインを送金・決済手段として健全に発展させるために投機抑制は必須。但し、(中国のような)取引所閉鎖ではなく証拠金取引を規制すべきで、また先物取引の導入も有効、という感じ。
野口先生は経済学者としては数少ないビットコインの積極的肯定派だと思いますが、さすがに送金・決済に利用する手数料が銀行での取引手数料より高くなり事実上利用不能という異常な投機的状況に対して、規制の必要を述べざるを得なかったということでしょうか。
なお、ICO(Initial Coin Offering)に関しては情報提供や取引所の知見を活用して健全な資金調達手段として育成すべきと、なお肯定的に捉えているようです。
この見解には同意できません。
証拠金取引、先物取引、ICO、税制と広く仮想通貨の規制全般に触れる内容。
■ビットコインの投機封じは取引所閉鎖でなく証拠金取引規制から(2018.1.25)
http://diamond.jp/articles/-/157071
趣旨は、ビットコインを送金・決済手段として健全に発展させるために投機抑制は必須。但し、(中国のような)取引所閉鎖ではなく証拠金取引を規制すべきで、また先物取引の導入も有効、という感じ。
野口先生は経済学者としては数少ないビットコインの積極的肯定派だと思いますが、さすがに送金・決済に利用する手数料が銀行での取引手数料より高くなり事実上利用不能という異常な投機的状況に対して、規制の必要を述べざるを得なかったということでしょうか。
なお、ICO(Initial Coin Offering)に関しては情報提供や取引所の知見を活用して健全な資金調達手段として育成すべきと、なお肯定的に捉えているようです。
この見解には同意できません。
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