野口悠紀雄先生講演会「躍進めざましい中国IT企業」聴講
2017.11.24に行われた早大大学院の野口悠紀雄先生の特別講義「躍進めざましい中国IT企業」を聴講して来ました。
このところ、仮想通貨絡みのテーマがずっと続いておりましたが、今回は中国企業に関するマクロ的な話。
野口先生は、中国企業を次の3つに区分してお話されていたように思います。
1. 商業銀行、通信、エネルギー、自動車等の業界の国有又は元国有企業。
2. BAT(百度、阿里巴巴、騰訊)を始めとするIT系などの新興大企業。
3. その他のIT系スタートアップ、ユニコーン企業。
1は、典型的な昔の中国企業のイメージかと。国や党の指導の元でビジネスを独占する大企業です。対して、3は米国西海岸で典型的なIT企業のイメージ。
現在の中国で特徴的なのは、2の(国有等ではない)新興大企業であり、その下からフィンテック等の分野が更に育っていること。(例:阿里巴巴子会社の衆安保険)
その要因のひとつが、コンピューターサイエンス教育の清華大学(U.S.News & World Report 学部別世界ランキング1位)のような、教育のリープフロッグではないかという見立てでした。
このところ、仮想通貨絡みのテーマがずっと続いておりましたが、今回は中国企業に関するマクロ的な話。
野口先生は、中国企業を次の3つに区分してお話されていたように思います。
1. 商業銀行、通信、エネルギー、自動車等の業界の国有又は元国有企業。
2. BAT(百度、阿里巴巴、騰訊)を始めとするIT系などの新興大企業。
3. その他のIT系スタートアップ、ユニコーン企業。
1は、典型的な昔の中国企業のイメージかと。国や党の指導の元でビジネスを独占する大企業です。対して、3は米国西海岸で典型的なIT企業のイメージ。
現在の中国で特徴的なのは、2の(国有等ではない)新興大企業であり、その下からフィンテック等の分野が更に育っていること。(例:阿里巴巴子会社の衆安保険)
その要因のひとつが、コンピューターサイエンス教育の清華大学(U.S.News & World Report 学部別世界ランキング1位)のような、教育のリープフロッグではないかという見立てでした。
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