野口悠紀雄先生講演会「仮想通貨の現状について」

2017.7.21に行われた早大大学院の野口悠紀雄先生の特別講義「仮想通貨の現状について」を聴講して来ました。

仮想通貨の現状とありますが、テーマは話題のビットコイン(Bitcoin)の分裂問題です。
仮想通貨やブロックチェーンについて、いかに自分が何も判っていなかったのかが判ったことが収穫でした…orz

理解した(つもり)のことを備忘録として。
-フォーク(fork)とはチェーンが枝分かれすること。通常でも二重取引等で発生するが短い方の枝が切り捨てられるルール。切り捨てられた枝のマイニングからは報酬を得られないため枝は消滅し問題は生じない。(?)

-性能アップのための提案がおこなわれたが、主にコア開発者(core)とマイニング業者(miner)の間で意見が対立し、合意が得られなかった。
minerは中華系2社の寡占。

-core側がSegwit(ソフトフォーク)を実施すると通告。1ブロックを1M→500Kにデータ圧縮。現時点では7/23予定。
-ソフトフォークではアップデートしない枝は切り捨てられるため、通常のフォークと同様に分裂は続かない。強制せずとも経済合理性から一体化が保たれる。民主的?
coreは、Segwietでビットコインの性能アップに加えminerの寡占状態打破を目指した。

-miner側はSegwiet2X(ハードフォーク)をおこなう予定。Segwietに加えブロックを1M→2Mに拡張。8/1予定。
-ハードフォークではアップデートが強制される。独裁的。政治的判断からそれに従わず(core側?)分裂が生ずる可能性あり。分裂すると両者は実質的に別の仮想通貨となる。
中華系minerは、Segwiet2Xでハードフォークを起こし、ビットコインの主流を自己の管理下に置くことを狙う?

-取引所に勘定があるとどちらの仮想通貨にするかの判断を取引所にまかせることになる。walletに退避させておくのが無難。

質疑では、ビットコインについてフォーク問題に限らず否定的な意見が非常に多かったのが印象的。みんな中央集権的思想が大好きなのだな(笑)

さて、本日が7/23ですが…

[参考]
現代ビジネス(野口悠紀雄)
■ビットコインがついに「分裂」!? 一体どんな問題が生じるのか(2017.7.20)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52323

西欧の車窓さんのブログ記事
■ビットコインの非中央集権性が失われる日(2017.7.19)
https://medium.com/@europian/decentralized-will-dead-be9b9a157ee0

日本仮想通貨事業者協会
■8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について(2017.7.18)
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/18/20170718_news/
■8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について(その2)(2017.7.21)
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/21/20170721_news/



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