書店 芳林堂の破綻(1)商流と連鎖倒産のパターン

書店チェーンの芳林堂が経営破綻とのこと。

■書籍・雑誌小売「芳林堂書店」「コミックプラザ」を展開
株式会社芳林堂書店 破産手続き開始決定受ける 負債20億7500万円(2016.2.26)
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4143.html


従前から本店の閉店と自社ビルの売却、その他店舗の閉店等のリストラを進めていたようですが、資金繰りは厳しかったようです。

そこへ、

2月5日に主力仕入先である書籍取次の(株)太洋社(東京都千代田区)が自主廃業も想定し、会社の全資産の精査などを進める方針を明らかにしたことで動向が注目されていた。
(上記より引用)

とのこと。

つまり、取次の破綻に伴い、連鎖的に破綻したようです。
これ、一般的な商流からみると少しおかしくて、おそらく書店業界独特のパターンかと。

ビジネスの商流は、一般的に、

メーカー→卸→小売→消費者

となります。
ちなみに、お金の流れ(金流)は、これと逆になります。商製品とお金が交換されるのが商売ですから。
商製品を販売した取引先(販売先)が破綻して売掛金等を回収できなくなり、元々苦しかった資金繰りが行き詰まって自社も破綻するのが、いわゆる連鎖倒産の典型的なパターンです。
つまり、商流とは逆の方向(金流の方向)に連鎖していく訳です。

本の流通だと商流は、

出版→取次(太洋社)→書店(芳林堂)→消費者

なのですが、今回は主力仕入先である取次の破綻にともない(逆ではなく)商流の通りに、書店が連鎖しています。つまり、先のような連鎖倒産の典型的なパターンではないようです。

(少し長くなったので、以降は次回エントリにて)
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