転換社債と新株引受権付社債(1)商法改正前

先日のCoCo債に関連して、転換社債と新株引受権付社債について少し整理を。

転換社債(Convertible Bond、CB)とは、株式に転換する権利(転換権)の付いた社債。

商品イメージ
転換社債: [社債 + 転換権]


新株引受権付社債(Warrnt Bond、WB、ワラント債)とは、新たな株式を引き受けする権利(新株引受権、ワラント)の付いた社債。ワラントを社債と分離して各々流通できる分離型と一体型があり。

商品イメージ
新株引受権付社債(一体型):[ 社債 + 新株引受権]
新株引受権付社債(分離型): 社債 + 新株引受権


バブルの頃、こういった商品がいろいろと発行、流通されていました。懐かし。

両者とも基本的には社債で、発行会社の会計上は負債に区分。普通社債に株式オプションを付けることで社債の発行条件を有利にする(利回りを下げる)狙いの商品。あと、運用制限で株式を買うことを禁じられている投資家にはめ込んだりしていたかと。

主な違いである転換権と新株引受権も似た権利ですが、転換社債の転換権の方は社債を株式に転換するので新たな資金の払い込みが不要、その代わり社債と転換権は一体のもの。
新株引受権付社債の新株引受権の方は原則として新たな資金払い込みが前提なので、一体型だけでなく、分離型もあり。分離型ではワラントがメインで、社債の方を「ポンカス」と呼んでた記憶。

以上が、2002.4.1の商法改正前の基本的な建付けだったかと。
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