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日経「国際会計基準IFRSが変える(上)」

2015.10.9付、日本経済新聞の投資情報(17)面より。

■「国際会計基準IFRSが変える(上)」(2015.10.9)
グループ経営のインフラに 共通のモノサシ、内需企業も


IFRSに関する連続もののコラム。
<上>では、IFRS導入に伴い経営や会計の仕組みを変えた、花王、日立、不動産中堅トーセイの3つのケースを取り上げています。

花王は、メーカーながら、日本企業の中では非常に会計や財務を重視していて、いろいろ新しい取組みをされています。生産設備の耐用年数も海外子会社を含め統一と。

コストの基準を一つにして各地の投資リターンを正確に測り、適切な経営判断につなげる。
(上記より引用)


工場や生産設備を多数保有するメーカーでは、耐用年数が異なれば各年の利益やCFがまったく変わり、大きな影響がありますので、経営の観点からは当然の措置と思います。が、それを海外子会社まで本当に実施するとなると、誠に大変なことだったかと。

日立は、

グループ内の決算工程を共通化。原材料の調達や製品仕様もまとめて年1000億円以上のコスト削減を目指す構造改革「スマトラ」の土台として使う。
(上記より引用)


決算だけでなく、会計や経営管理の仕組みは、簡易化やサイジングは有り得るものの、基本的にグループ企業全体で共通であるべきです。しかし、ほとんどの企業で出来ていません。そのため、経営判断に時間がかかったり施策を誤ったりする、それでまた売上が減りコストが増加する等、という悪循環。
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