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XXなひと100人の特性だけ調べてもダメ

書店で「XXなひとはYYである!」というような表題の本をよく見かけます。

XXには「お金持ち」とか「一流の人」とかが入り、典型的には、XXなひと200人に共通する特性(「YYなサイフを持ってる」とか「YYを習慣にしている」など)をまとめた内容になっています。
こういうのは一見正しく思えるようですが、論理的にはいろいろ問題があります。先週も、このたぐいの本の書評をうっかり見てしまいました(静かに閉じましたが)。

相関と因果関係の違いについては、今回は取りあえずおいて置くとして。
あるYYという共通の特性(赤い財布を使ってるとか)を主張するならばXX(お金持ち)なひとだけ調査するのではダメで、XX以外の他のひとたち(お金持ち以外)にはその特性がないことの確認が最低限必要です。もしかしたら、XXな人を含め全員にYYという特性?があるかもしれず、その場合XXとYYの関係は無意味な訳でして。

データ分析することを考えれば、こういうことは当たり前とすぐ判るはずですが、「XXなひとは~」的な本の場合、そういう最低限の手順を踏んでいないケースも多いように思います。それらは、占いや迷信と同様か、または単に著者の嗜好を示しているに過ぎないものです。

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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