航空機リース

いつも拝見している、会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)さんの記事より。
元記事の某新聞には、リンクしたくないので。

■「航空機リース市場が活況 節税目的で法人資金流入(朝日より)」(2014.9.24)
http://ivory.ap.teacup.com/kaikeinews/7155.html


航空機リースとは、懐かしい商品ですね。この種の事案から離れて久しいので現時の知見には乏しいですが、30年以上前に、会計と税務の差異を利用するこのようなスキームがすでにあり、バブル時期には結構流行っていた記憶。その後、税務上はいろいろと手当され、その頃のようにやりたい放題ではないのでしょうが、会計上、大穴が空いたままなので、新たなテクニックでカバーされているのだろうと推測します。

リース会計自体の抱える欠陥をキチンと直さない限り、こういう簡単な方法による節税が無くならない。IFRS強制を渇望する理由のひとつがこれです。(ところでIFRSのリース会計はどうなった?)

ブログ主の方は、おそらく会計士さんで、「減価償却費を前倒ししても、時期のずれだけであれば、全期間を通じれば、さほどのメリットはないのでしょうが(納税を先送りできるメリットのみ)」と見ておられます。将来の減税につながる話として。

でも、これを利用する経営者の狙いは単なる「先送り」ではなく、「利益(所得)がある間はずっと航空機リースを積み上げて先送りし、損失のタイミングで止め、更に欠損金の繰越控除を用いる」ことで、期間中の税金を払わないことにあると思われます。

なお、前記は、一定の範囲でサイクリックに経営が浮き沈みすることが前提で、経営者が考えるように、利益や損失が上手いタイミングと幅で発生しない場合には、税務以外の経営問題が生じる可能性がありますが、それは別の話…
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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