一生分のビールの会計処理

すっかり暑くなり、付近では、2日続けて光化学スモッグ注意報が発令されておりますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
また、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。日々無為に過ごし、時間に余裕があればブログが書ける、という訳ではないことを実感しております。

YAHOO!JAPAN ニュースのネタから、ビールの会計に関するお話を少し。

■「一生ビール飲み放題10万円!」という新たなファンディング手法が登場!(2014.6.2)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20140602-00035926/


米国のブルーパブが、一生ビール飲み放題の権利を10万円で売りに出したのを、販売促進策&ファンディング手法として話題にしています。

マーケティングや経営の観点はさることながら、なぜか会計的な処理が気になってしまい、夜も眠れない。

元記事には「見事な販売促進兼ファンディング手法」とありますが、「一生」以外の部分は、古くからある喫茶店のコーヒー回数券(チケット)等と変わりません。桁が少し大きいだけ。

なので、当初の仕訳は、

現金 100,000 / 前受金 100,000


気になるのは、これをどのように収益計上するかでして、ビール1,000杯で10万円のチケットなら(割引効果は除いて)1杯ごとに100円、単価100円として計上すればよいですね。5杯なら、

前受金 500 / 売上高 500


元記事の「ワイン定期券」もそうですが、期間や杯数が限定されていれば、あまり問題はない。

でも、「一生」だと、期間も杯数も限定されないので、この単価が容易には推定できないような。平均売価(例えば1杯500円)や、それを多少ディスカウントした価格では当然に不適当ですし。
理論的には、顧客毎の、実際の一生の消費杯数を測定し、平均の消費杯数を推測するんでしょうが、「一生」は測定期間として長すぎるのと、いつ「一生」が終わったか(死亡?)も問題になりそう。
基本、1年サイクルである会計制度には、馴染まない感が強いですね。

また、ある価格で前受金を償却(?)し終えた後は、どんな処理になるのか…

それとも、資本勘定に入れてしまって、頬かむり。費用だけ、株主優待的に計上するのか。

…って、上記は会計素人である管理人の推測ですが、どうなんでしょうか?実務家・専門家の方のご意見乞う(→北の本部長殿など)
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