マーケティング戦争

このカテゴリーは、ビジネス本の紹介をします。

ビジネス本とは、いわゆる「ノウハウ本」です。
軽い揶揄とともに扱われることが多いですが、管理人は「ビジネス本オタク」。同じような内容の本でも、ついつい買ってしまいます。
近頃読んだ新刊のビジネス本、読み直した既刊本などを、紹介してゆきたいと思います。

第1弾は…

『マーケティング戦争』 アル・ライズ、ジャック・トラウト 翔泳社 2007.4.19刊

20年前に出された同名の本の、増補版。
「マーケティングは戦争である」(p002)として、クラウゼヴッツの戦争論をベースに戦史を絡めて、マーケティング戦略とケースを解説しています。
著者の主張は明解。それは、戦力集結の原則と防衛優位の原則です。「戦力集結の原則」は要は数の多い方が勝つ、ということ。「防衛優位の原則」は、防衛側に対して攻撃側は3倍くらいの戦力が必要、ということ。数の少ない者が優れた技巧で勝つ、というのは困難という。
そして、市場での地位に応じて、リーダーの防衛戦の原則、ナンバー2の積極攻撃の原則、そして側面攻撃の原則、ゲリラ戦の原則を示します。
後半は、ケース(事例)集。コカ・コーラVSペプシコーラのコーラ戦争を始め、壮絶なマーケティング戦争の実例が挙げられ、シニカルな増補版のコメントが付されています。

顧客の頭の中で占める商品のイメージが最も重要で、マーケティング(特に広告)に投入できるお金の額が、マーケティング戦争の勝負を決める。如何にも、(クリエイティブ・サイドではない)マーケティング人らしい考え方ですが、身も蓋もない、という感じもあります。
しかし、戦略の本筋(原則)を外したところで、いくら戦術や技巧(例えば、商品の品質など)を磨いても意味はない、ということを改めて、思い知らされました。世の多くの企業では、マーケットを自社に有利に区分し、そこに戦力を集結すること。また、ゲリラ戦の原則を適用すること、が重要です。

これから、より深くマーケティング戦略を学習する方、また、戦略に関する考え方を整理し直したい方、軍事に興味のある方などに、特にお勧めします。少し厚いですが、容易に読み進められます。
お薦め印:★★★★☆(戦略、マーケティングを整理したい方)

マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術 マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術
アル・ライズ、ジャック・トラウト 他 (2007/04/20)
翔泳社

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