三品和広「リ・インベンション」(1)

三品和広先生の「リ・インベンション」に関する備忘録。
(再読後に修正するかも)

本書では、イノベーションに対比する概念として、「リ・インベンション」を提唱。リ・インベンションとは、ある製品について、いまとなっては解消できるようになったにもかかわらず放置されている不合理や、かつては合理だったもののなかに新たに芽生えた不合理を解消すべく、当該製品を特徴づけると長らく考えられてきた特性パラメーターを無視して、誰に、何を、どのように提供すべきものなのかにまで立ち返り、評価軸自体を作り変えること。(p76)ちょっと長過ぎ(笑)

なお、本書でイノベーションは、過去の競争の中で定められたパラメーター上で、技術的なブレイクスルーにより、漸進的あるいは飛躍的な性能の向上、または多機能化を実現すること(p71~72)と、非常に限定的に定義しています。この点は、留意が必要。つまり、シュンペーターのイノベーションの定義とは違い、プロダクトとプロセスのイノベーションに、ほぼ限定(=技術革新)。

私見では、リ・インベンションも、シュンペーターのイノベーションに含まれると思います。また、リ・インベンションのコンセプトである、誰に、何を、どのように提供すべきものなのか、というのはビジネスモデルの定義そのもの(あるいは、含まれる)、という気がします。つまり、技術革新(笑)のみに頼らず、キチンとビジネスモデルを考えてモノづくりすべき、と言ってるのかと。目新しいことは何もなく(失礼)、非常に正論。それを、リ・インベンションというキーワードで、括り直しているのかと、邪推。


リ・インベンション: 概念のブレークスルーをどう生み出すかリ・インベンション: 概念のブレークスルーをどう生み出すか
(2013/03/15)
三品 和広、三品ゼミ 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

スポンサーリンク

最近のトラックバック
最近のコメント
検索フォーム
ユーザータグ

仮想通貨 IFRS 簡単図解 

楽天トラベル
amazonからのお薦め

FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

xz400

Author:xz400
「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

Firefox
Firefox ブラウザ無料ダウンロード