お薦め本「激動予測」(2)

少し、間が空いてしまいましたが、「激動予測」に関する続き。気になったところを抜き書きしておきます。

■「激動予測」 ジョージ・フリードマン 早川書房 2011.6.20

これからの大統領は、帝国に秩序をもたらすために、わが国の最も崇拝される三人の指導者にならうべきだ。三人は道徳律に導かれた戦略を、じつに非常に行使してのけた。しかも道徳的目標を果たすために、不道徳どころか、違憲でもある手段を用いたのだ。(p47)


3人の指導者とは、エイブラハム・リンカーン、フランクリン・ルーズヴェルト、ロナルド・レーガンのこと。目標のためには、違憲違法な手段でも迷わず行使することが重要、ということでしょうか。

アメリカのいちばんの関心は、国土の物理的安全と、比較的自由な国際経済体制とを確保することにある。~(一部略)後者は、自由市場思想の信奉者が考えるような自由貿易体制とは、まるで違うものだ。それは巨大なアメリカ経済が、世界のすべてではないにせよ、ほとんどの国と取引することを可能にしている、国際システムのことである。(p51)


アメリカというと、すぐ「市場原理主義者め!」みたいな反応する方々に、読ませたいフレーズです。そんな、簡単なものじゃない。

それは、愛されたい、せめて放っておかれたいという、不合理な夢想をまだもっている国において、感情に流されない非常な外交政策を遂行することだ。国民の感傷に訴えつつも、それにとらわれることなく政策を推進しなければならない。(p55)


それは、NATOなどの冷戦体制から脱却し、最も危険な敵を特定して、それに対処する同盟関係を構築すること、としています。この敵のひとつが、日本なのですが。



激動予測: 「影のCIA」が明かす近未来パワーバランス激動予測: 「影のCIA」が明かす近未来パワーバランス
(2011/06/23)
ジョージ・フリードマン、George Friedman 他

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ジョージ フリードマン、George Friedman 他

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