コンドースメント(まとめ)

「コンドースメント」で検索して下さる方が、けっこうおられるようです。これまでも何回か書いていますが、少しまとめておきます。

コンドースメント(Condorsement)とは、コンバージェンス(Convergence)とエンドースメント(Endorsement)を合わせた造語です。

Condorsement=「Con」vergence+En「dorsement」


米国において、IFRSを国内の会計基準として、どのように扱うか(Incorporation)という文脈で、使われます。

コンバージェンスは、自国の会計基準をIFRSに近づけること。エンドースメントは、IFRSを自国の会計基準として承認する手続で、EUも、この用語を使っているようです。日本で強制適用、いわゆるアドプションと呼ばれていると同じ意味合い。(日本も、指定会計基準を定め、カーブアウトの余地を残していますので、エンドースメントと言って問題ないと思いますが)

2010.12.6
SECの副主任会計士Paul A. Beswick氏が、個人的なコメントとしてAICPA(American Institute of Certified Public Accountants、米国公認会計士協会)の講演で使用。

2011.5.26
SECのサイトにアップされたスタッフ・ペーパーに内容が記載。



以下、私見です。

米国の、コンドースメントという概念のポイントは、2つあるかと。
ひとつは、米国はエンドースメント(=アドプション)しない、と言ってること。
もうひとつは、そうは言っても、究極のコンバージェンスをするので、結局は「US-GAAP=IFRS」となる。文句ないよね。あと、近づけるためには、俺の意見も(大幅に)取り入れて下さいね、と。

実は、インド、中国などと同じ対応方法なんだと思いますが、まさに役者が違う。「名を捨てて実を取る」ではなく、ズバリ「名も実も取る」戦略。米国らしい、というか、なんというか…

【コンドースメントの関連エントリ】
■SECスタッフのワークプラン公表(2011.6)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-1211.html

■SECのコンドースメント私案(2011.5.30)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-1210.html

■米国の現状ならびにSECコンドースメント(2011.3.6)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-1125.html

■コンドースメント(2010.12.26)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-1054.html

■IFRSとのコンバージェンス(下)(2010.12.25)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-1053.html
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