「ニッポンの書評」豊由美(3)

前日の続き)豊由美さんの新刊、「ニッポンの書評」光文社新書に関する続き。

■「ニッポンの書評」 豊由美 光文社 2011.4.20


次に、悪口書評の問題について。

アートである小説については、良不良も少しはあるでしょう(例:某俳優の小説とか)が、しょせんは好き嫌いの世界。「褒め」優先で、お好きな方のみが購入するのも合理的です。

しかし、実用書の場合は、その本の品質(良不良)自体が大問題。不良な本は、製品における不良と同じで、メーカーならリコールや自主回収すべきもの。
ところが、日本の書籍流通では、価格カルテルと返本制度を利用した本の贋金化が進み、むしろ、悪貨が良貨を駆逐する状況が生まれています。悪口書評は、ビジネス書には不可欠です。

また、日本のマスコミの書評欄には、基本的に褒め書評しか載りません。そのため、外部から「不良」を評すべきなのに、それが載る場はない訳です。評者がまともなスキルを備えていることが前提になりますが、Webがその場を、一部、代替することも仕方ないでしょう。
(続く)


ニッポンの書評 (光文社新書)ニッポンの書評 (光文社新書)
(2011/04/15)
豊崎 由美

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