日経「国際会計基準はYes,Butで」について

2011.4.26付けの日本経済新聞、マーケット総合2面のコラム「大機小機」より。

■国際会計基準はYes,Butで(2011.4.26)


執筆子五月氏が、IFRSのアドプションについて、実施やむなし、としながら、IFRS反対論者に有りがちな反論を書いています。その内容が、いちいちズレているので笑えないですが、以下に2点だけ。

「金融立国になりえない日本」とあるが、これからも、「ものづくり国家」でいけると本当に思ってるんでしょうか。金融かどうか、には異論も多いでしょうが、いずれにしても、日本からは多くの製造業が海外移転又は消滅し、サービス産業化せざるを得ないのは、自明のことです。

「コストがかかる割にベネフィットの少ないIFRS」というが、ベネフィットを計算したことがあるんでしょうか。やってもいないのに、コストと比較できる訳もない。例えば、上場することで、自社がどれほどの恩恵を市場から受けているか、判っていないでしょう。実力以上の力を、もらっている可能性が高いはず。

これらの反論からは、農業などと同様に、既得権にしがみ付く、という構図が見えます。いろいろ言うが、要するに、今と変わりたくない、オレの権益を侵すな、と思っているだけなんですね。
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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