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結果が出る発想法

『結果が出る発想法』 逢沢 明 PHP研究所 2008.1.29刊

情報物理学者で発想法の研究者でもある著者が、発想法:アイディアの出し方について、述べています。

[目次]
第1章 なぜアイデアが出ないのか
第2章 アイデア名人の発想能力とは
第3章 入門的な発想法のいろいろ
第4章 アイデア発想におけるフックの理論
第5章 脳はアイデアをどのように思いつくのか
第6章 図式型の発想支援法を使いこなす
第7章 最も優れた図式化法とその活かし方
第8章 発想力を最大限に高める思考法
第9章 天才たちの驚異の発想力を探る
第10章 人工知能は発想革命を起こすか
終章 創造への道はけわしいが、幸せに満ちている
付録 発想支援ソフト「アイデア革命」(初版)について

書名から、あまり期待していなかったのですが、これは良書です。
発想法の基本はシンプル。第6章にあるように、関連情報を集め、分析・整理し、図式化する。これにつきる。よくある従前の発想法については、初級、中級に分類したり、歯に衣着せぬ批判をしています。

特に、同じ京大閥である川喜田二郎氏のKJ法もバッサリ。切り口は二方向あり、ひとつは、過剰な権利について。確かに、KJ法のような、誰でも思いつくような手法について、細かな手続を定め、それ以外は認めない…というような原理主義的な態度は、まともではない(以下、自粛)。もうひとつは、「頭の中でできることをわざわざ書き出して行うまでもない」(p125)という点。つまり、情報の図式化は頭の中でサラっとできるはずで、一気にレポートしてしまえばよく、わざわざ手を動かし、中間段階で不正確に見える化(変な言葉)する必要などない(それができない人は知的作業に向いていない?)ということ。管理人も同調しますが、年に何度かは、図式化せざるをえないような輻輳した事案を抱える場合もあり。
マインドマップについても、「制約が強い」(p132)という基本的な問題点を指摘しています。

いずれにしても、発想においては、何か、ひとつの手法に拘泥したり、手続的な深入りをしすぎないことが、肝要かと。
企画やアイディア出しが必要なビジネスマンの方々に一読をお薦め。

[私的INDEX]
セレンディピティ、フック、コラム構造、自己組織化マップ、特許マップ、WYSIWYG、フラクタル

お薦め印:★★★☆☆(発想支援法って…)

結果が出る発想法 (PHP新書 503) (PHP新書 503)結果が出る発想法 (PHP新書 503) (PHP新書 503)
(2008/01/16)
逢沢 明

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。