収益力と黒字、自己資本比率の関係?

某就職支援会社の車内広告より。気になったのは、以下の表現です。

61年連続黒字、自己資本比率76.6%の収益力を誇る地域専門商社A社
(記憶に基づく表記のため細部が不正確な可能性がありますが、ご容赦下さい。)


まず、61年連続黒字、自己資本比率76.6%というのは、凄いことだと思います。
ただ、問題は、前半の「黒字」、「自己資本比率」が、後半の「収益力」と、どういう関係があるか、ということです。

定義を確認しておくと、

黒字とは、営業利益、経常利益、当期利益などの利益がプラスの状態のこと。反語は、赤字です。
収益力をまったく表さない訳ではないですが、金額ベースで「XX円の黒字」などと金額が伴わない場合は多寡は問われず、例え1円の利益でも黒字は黒字です。

自己資本比率とは、総資産に対する自己資本(純資産)の割合のことで、以下の算式で算出。
自己資本比率(%)=自己資本/総資産×100%
こちらは、そもそも収益性の指標ではないですね。

これらの比率が抜群に良い場合は、収益力というよりも、安定性とか堅実性を示していると考えるのが自然です。財務分析でいえば、安全性が超高い。

そして、昨今の求職者に対しては、収益性(収益力)よりも安定性等のほうが、より魅力があると、感じるのではないでしょうか。余計なことかもしれませんが…
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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