東証「四半期決算短信の様式・記載要領」

東京証券取引所のサイトで、四半期決算短信の様式・記載要領が公表されています。

■四半期決算短信の様式・記載要領(2012.7.30)
http://www.tse.or.jp/rules/kessan/quarter/q-yoryo/index.html


平成24年4月1日以後開始する事業年度の第1四半期決算に係る四半期決算短信から、適用するフォーマット(様式・作成要領)と留意点について。
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税理士という方々

管理人は、会計士ではなく、別に肩を持つつもりもまったくないのですが、税理士という方々の薄汚さをハッキリ示している良記事なのでご紹介を。

■会長所感「日本税理士会連合会の「税理士制度に関する勉強会における論点整理メモ」について」(2012.7.25)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/news/post_1666.html


税理士という職業独占の職種がありますが、こいつらが既得権を主張して、会計士に言い掛かりを付けている之図。

なお、日本の税制は、税理士と税務署のお役人様を、ただ喰わせるだけのために、不必要に難解になっています。本当にバカバカしいことです。

夏季一斉休業

(休日モード)

ある中堅監査法人さんのサイトを見ていたら、「夏季一斉休業について」というお知らせがありました。
土日を挟んだ1週間で、実質9日間の夏休みとのこと。

うーん、工場でもないのに、なんで「一斉」なのでしょうか?大いに疑問。業界に詳しくないのですが、監査法人って、こういう慣習なのか?

いや、監査ドキュメントの大量生産という、生産ライン的業務をやっておられるのかも。
少なくとも、知的な職業という感じはまったくしないですね(笑)

「人生に一番必要なもの・・・」

(休日モード)

雑誌「CRASSY.」9月号の中吊り広告の一行より。

「人生に一番必要なものはカーディガンだ!」(笑)を、「人生に一番必要なものはビアガーデンだ!」と空目。
そうだ、オレにイマ足りないのは、生ビールなのだ、と自己弁護。女性誌は深いです。


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(2012/07/28)
不明

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金融商品 FASBの独自の暫定決定

ASBJの、第248回企業会計基準委員会の概要より。

■第248回企業会計基準委員会の概要(2012.7.26)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/minutes/20120725/20120725_index.jsp


審議資料の金融商品専門委員会における検討状況に「、FASB単独の審議 暫定決定」とあるのが、気になります。

■審議(3)-3 金融商品(分類及び測定)FASB単独の審議(2012年6月20日)暫定決定

IASBがワークプランを更新

2012.7.26付で、IASBがワークプランを更新しています。

■IASB work plan - projected targets as at 26 July 2012
http://www.ifrs.org/Current+Projects/IASB+Projects/IASB+Work+Plan.htm


主要な基準に関する変更点は、以下です。
-ヘッジ会計の基準化が、2012 4Qに具体化。
-収益認識の基準化が、2013上期に明確化。

中身に関係ないですが、チェックマーク「レ」がブレているのが面白いです(笑)

IASBとEFRAGの会議

IASBと欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)が、主要な共同プロジェクト(収益認識、リース、金融商品、保険契約)その他について、会議を開催したとのこと。

■IASBとEFRAGが会議を開催、進行中のプロジェクト及び他のトピックについて確認(2012.7.23)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/press/20120718.jsp


EUの会計基準承認手続(エンドースメント)では、EFRAGの諮問が前提となりますので、この組織とのスリ合わせは、重要でしょう。
共同プロジェクトについて、EFRAGは基本的に支持しているようです。

IASB「SECスタッフ報告書へのコメント」

この件はIASBの元のコメントのほか、先日、日本公認会計士協会の訳をご紹介済みですが、管理人の読みと異なり、ASBJのサイトでも、米国証券取引委員会(SEC)のIFRSの取扱いに関するスタッフ報告書への、IASBのコメントの日本語訳が公表されました。

■ IFRSに関する米国SECのスタッフ報告書公表への反応(2012.7.23)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/press/20120715.jsp;jsessionid=EC455D66A7A0F6C1E56AE33F77848C72


ですます調と、である調の違いがありますので、一応、別の手順で、訳されているようですね(笑)

商社がIFRSを採用する理由

少し前の、日刊工業新聞さんの記事より。

■三菱商事・三井物産・丸紅、国際会計基準に移行:日刊工業新聞(2012.7.17)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120120717aaaf.html


こちらだけだと、ちょっと媒体として弱い(失礼)かなと思い、他紙にも載るかも?と待ってたのですが、追随はないようなので、このタイミングに。

なぜ商社が、という疑問に対する管理人の理解(仮説)は以下です。
-日本は、IFRSの任意適用が可能。
-米国は、外国企業ならばIFRS任意適用が可能。(米国企業はダメ)
-EUは、もちろんIFRS強制。
-アジアも(インド以外)大勢はIFRSのアドプション又はコンバージェンス。

なので、日米欧アジア等に多国展開するグローバル企業(笑)では、IFRS採用の合理性があります。

■各国のIFRS適用状況(2012.2時点の情報)
http://www.shinnihon.or.jp/services/ifrs/ifrs-commentary/ifrs-status-of-implementation/

日経「円滑化法適用の中小企業 再生できず倒産急増」

2012.7.21付、日本経済新聞総合2面の記事より。

■円滑化法適用の中小企業 再生できず倒産急増 期限控え(2012.7.21)


まあ、このあたり、以前にエントリを上げたように(こことか、これとか)で、予想通りの展開としか、言いようがないですね。

経営としては、資金調達に行き詰まることが倒産で、そうやって非効率な企業等が排除されるのが資本主義の数少ない(?)利点です。それなのに、ゾンビ企業を国が無理やり、どうこうしたって、仕方ない訳で。
死に体なのに、なぜかマーケットを牛耳っているゾンビが排除され、空いたところに新規ビジネスや企業創業が生じる、というのが良い循環でしょう。

でも、そういえば、国にたかった、もっとでっかいゾンビ企業「日本航空」は、なんと再上場するそうで(苦笑)

適用後レビュー

適用後レビュー(Post-implementation Review)とは、効力発生日から2年を経過した基準について、見直しするIFRSにおけるガバナンス手続のこと。内容は、制定時に意図した機能が発揮されているかを確認し、課題やコストを把握するなど。

このガバナンスのプロセスは2007年に導入され、IFRS8号「Operating Segments(事業セグメント)」が、今般初めて、この適用後レビューの対象になるようです。

■IASB begins public consultation on post-implementation review of IFRS 8(2012.7.19)
http://www.ifrs.org/Alerts/PressRelease/IFRS8+PIR+July+2012.htm


一度制定してしまえば、後は、非常に大きな問題が発生しない限り「そのまま」である某会計基準とは、異なる思想。世の中は、日々急速に変化・変動している訳で、「現状維持」は経時的な機能劣化を招くことが多い、と考えます。

この、適用後レビューのようなところが、IFRSの隠れた素晴らしさ。単に、基準自体の優劣や同等性などだけでは測れない、大きな差異です。

ASBJと会計士協 日本語訳の分担

IFRS財団&IASBのサイトで公表されるレポートやコメントは、英語なので管理人には意味不明なのですが、日本に関係する一部のドキュメントなどは翻訳され、日本語で読めることもあります。

面白いのは、それを企業会計基準委員会(ASBJ)と日本公認会計士協会(場合によっては金融庁も)が、分担しているように思われるところ。ただ、何を基準にして振り分けているのかは、よく判らず(笑)

例えば、ここのところの、SECスタッフ・ペーパー関係のドタバタは、会計士協会が担当していたようです。

■米国SECのIFRSに関するスタッフレポートの公表への回答(2012.7.17)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/information/iasb/secifrs_2.html

経産省「IFRS財団ミシェルプラダ議長の発言要旨」

経済産業省のサイトで、2012.7.6開催の、第21回「企業財務委員会」の配付資料として、以下が公表されていました。
2012.6.27のフランクフルト講演における発言の一部のようです。

■IFRS財団ミッシェルプラダ議長の発言要旨(2012.7.6、PDF)
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004637/pdf/021_05_00.pdf


IASBのサイトの原文は以下ですかね。
(中盤「China has already substantially reformed~」以下。)

■Speech by IFRS Foundation Chairman Michel Prada at IFRS Foundation Conference in Frankfurt(2012.6.27)
http://www.ifrs.org/Alerts/Conference/MP+Frankfurt+speech+June+2012.htm


これだとすると、ASBJのサイトでは「会員限定(=一般非公開)」になってた奴(の一部)か。←ASBJは本当にケチ臭い。

IFRS財団&IASBはSEC文書に遺憾の意

2012.7.13に公表された、米国SECのスタッフ・ペーパーに対するIASB等の反応。
IFRS財団のミシェル・プラダ評議員会議長、IASBのハンス・フーガ―ホースト議長のコメントです。

■Response to US SEC publication of staff report on IFRS(2012.7.15)
http://www.ifrs.org/Alerts/Governance/ResponseUSSECstaffreport.htm


日本公認会計士協会による日本語訳は、こちら。

■米国SECのIFRSに関するスタッフレポートの公表への回答(2012.7.17)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/information/iasb/secifrs_2.html


遺憾の意を表した、という感じでしょうか。

SECがIFRSに関する最終のスタッフ・ペーパーを公表

米国証券取引委員会(SEC)が、IFRSの扱いに関する最終のスタッフ・ペーパーを公表しています。

■SEC Staff Publishes Final Report on Work Plan for Global Accounting Standards(2012.7.13)
http://www.sec.gov/news/press/2012/2012-135.htm

具体的なスケジュールを伴わないため、世間的には「判断の先延ばし」と、とらえられているようです。
先延ばしは日本国のお家芸、と思っていましたが、まあ、どこの国でも都合の悪いことは…(笑)

ネクスケア イヤープラグが破損

以前に購入をご報告した、住友3Mの「ネクスケア イヤープラグ」ですが、あれから、ほぼ毎日使用していました。

それが今週、破損。耳から取り外そうとして、手元の1/4ほどが切れて、残り3/4ほどが耳の奥に残ってしまい、ちょっと焦った。
以前に使用していた、他製品「イヤーウィスパー」では、切断という経験が(記憶では)無かったので、びっくりしました。

他の状態も確認すると、残りのうち2個も、ほぼ同じ部分に亀裂があり、もうすぐ、断裂しそうな感じ。

2セットを、洗浄等の関係で、交互に使用していたので、使用期間は各2.5ヶ月ほどでしょうか。消耗品なので仕方ありませんが、少し耐久力が弱いな、と思いました。
やはり、「イヤーウィスパー」の方が、お薦めかな。


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チェックリストに関する4題

連休の暇潰しに、チェックリストについて少し整理しており、その備忘録でございます。

オズボーンのチェックリスト
チェックリストと言えば…、何といってもこちらが定番、「オズボーンのチェックリスト」。
アレックス・F・オズボーンさんの考えた、9項目のアイディア出しのためのリスト。こちらを元に、7項目に改変さしたのが、ボブ・イバールさんのSCAMPER(スキャンパー)。

■お土産屋さんブログ:アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク「オズボーンのチェックリスト」(2012.1.4)
http://blog.omiyageya-san.com/lifehack/oz/

オズボーンのチェックリストの解説はあちらこちらにありますが、上記のサイトでは、マンダラートと組合せているのが、良いですね。

リストのチカラ
ずいぶん以前に「リストのチカラ」という良い書籍もご紹介していますが、こちらの「誠 Biz.ID」の連載を単行本化したもの。文庫になり、書名は「リスト化仕事術」となっているようですね。

■リストのチカラ
http://bizmakoto.jp/bizid/list.html



リスト化仕事術 毎日使えて一生役立つリスト化仕事術 毎日使えて一生役立つ
(2009/03/02)
堀内浩二

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Printable Checklist
めちゃくちゃ、簡素な、チェックリスト作成・印刷用サイト。
「Click to edit」で記入を開始し、「+ Add item」で追加していくだけ。削除する場合は「×」。
印刷して終了。保存等は、当然できません。

■Printable Checklist
http://printablechecklist.org/

「+ Add item」が、広告のリンクに接していて、間違って踏んでしまいそうなのが、ちょっとセコい(笑)

最後は、書籍のご紹介。
■「あなたはなぜチェックリストを使わないのか」 アトゥール ガワンデ 晋遊舎 2011.6.18刊
お薦め本としてエントリを上げましたが、チェックリストに関するとても良い本だと思います。


アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】
(2011/06/18)
アトゥール ガワンデ

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IBMの未来予測「Next Five in Five」2011版

古い記事で恐縮。
昨年末に出た、IBM、恒例の“5つの未来予測”2011年版。リンクは、ITmediaへの孫引きリンクです。

■IBM、恒例の“5つの未来予測”2011年版を発表(2011.12.20)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/20/news059.html


2006年から、毎年年末に発表されているそうですが、知りませんでした。無知。

2011年版の「FIVE」は、以下の5つ。

家庭用電力の“人力による供給”

パスワードが不要に

読心術の実現

デジタルデバイドの解消

迷惑メールが価値ある情報に

磯山友幸氏「日本はIFRSでアジアの主導権を握れるか!? 戦略なき対米追随姿勢では~」

現代ビジネスの、磯山友幸さんの「経済ニュースの裏側」より。

■日本はIFRSでアジアの主導権を握れるか!? 戦略なき対米追随姿勢では、したたかな中国に出し抜かれるのがオチ(2012.7.11)
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/32986


筆者はIFRS推進派の方なので、割り引いて読んで頂きたいですが、IFRS反対派は実は「対米追従」等、もっともなご指摘が多いかと。

会計士協会「退職給付会計基準に対する対応」

2012.7.12付で、日本公認会計士協会のサイトに、以下の告知がありました。

■企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」等の公表に対する当協会の今後の対応について(お知らせ)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/news/26.html


ちょっと判りにくいですが、要するに、企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」等の公表により、現行の実務指針等(会計制度委員会報告第13号「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」及び「退職給付会計に関するQ&A」)を廃止する、ということのようです。

【関連サイト】
■企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第25号「退職給付に関する会計基準の適用指針」の公表(2012.5.17)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/docs/taikyu-4/;jsessionid=803BEA1C05648F3D5727F139838A9BA4

トゥイーディー前IASB議長の記事に武田先生からリンク頂く

2012.7.5、通常の3倍くらいのアクセスがあったので、何事か?と思っていました。

前日の、トゥイーディー前IASB議長の講演の記事に、武田先生のブログからリンク頂いたから、と判明。
(武田先生、ありがとうございます。)

いつも通り、先生の記事「デイビッド・トウィーディー前IASB議長の来日講演 「IFRSのアドプションが重要」」を拝見して、「こちらのブログ記事」によると…というリンクを踏んでみたら、自分のブログだった、というオチでした。

金融庁「IFRSへの対応の中間的論点整理」

少し前になりますが、金融庁のサイトで、以下の文書が公表されています。
■「国際会計基準(IFRS)への対応のあり方についてのこれまでの議論(中間的論点整理)」の公表について
http://www.fsa.go.jp/inter/etc/20120702-1.html
以前に上げたエントリの中にあった(案)の正式版。

1年間議論して、これですよ(笑)

Google翻訳 訳語を並べ替え可

Google翻訳の、新機能の備忘録です。

訳語の方をマウスでポイントすると、その語句と対応する原語が黄色でハイライト。

それ(訳語)クリックすると、その他の訳が出てきて、選択可能に。

更に、「Shift」キー+ドラッグで、その語句の位置を移動して、並べ替えすることも可能。
ただ、日本語だと、助詞(?)が語句に含まれてしまう。文章として成り立たせるのが難しそうなのが、少し残念。

iGoogle 粛清される!

大ショック。GoogleのSpring cleaningで、「iGoogle」が対象になっちまった!

管理人のホームページは、個人、会社とも、このiGoogleなのに orz
このエントリも、実は、もとはiGoogleの付箋ガジェットに、メモ書きしたもの。今後、どうやって生活していけばよいのだろう・・・

iGoogleが終了するのは2013.11.1。あと約16ヶ月ありますが、もう、以下の表示が出ています。

iGoogle will not be available after November 1, 2013. Learn more.


あっ、日本語になってる・・・

iGoogle は 2013 年 11 月 1 日以降ご利用いただけなくなります。 詳細


なお他に、以下のサービスも終了予定とのこと。
Google Video
Google Mini
Google Talk Chatback
Symbian Search App

IFRS13号(5)インプット

(IFRS13号学習の続き)

IFRS13号の付録A用語の定義では、「インプット」関係の用語が7種類定義されています。全25個のうち、約1/3を占める最大勢力。

インプット(Inputs)

レベル1のインプット(Level 1 inputs)

レベル2の(Level 2 inputs)インプット

レベル3のインプット(Level 3 inputs)

観察可能なインプット(unobservable inputs)

観察可能でないインプット(unobservable inputs)

市場の裏付けのあるインプット(market-corroborated inputs)


インプット(Inputs)は、市場参加者が資産又は負債の価格付けを行う際に使用するであろう仮定です。次のようなリスクに関する仮定が含まれます。
(a) 公正価値の測定に用いる特定の評価技法(価格決定モデル等)に固有のリスク
(b) 評価技法へのインプットに固有のリスク仮定

インプットは、基本的にレベル1~レベル3の3種類に区分されます。

レベル1のインプット(Level 1 inputs)とは、企業が測定日現在でアクセスできる同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無修正の)相場価格。

レベル2のインプット(Level 2 inputs)とは、資産又は負債について直接又は間接に観察可能なインプットのうち、レベル1に含まれる相場価格以外のもの。

レベル3のインプット(Level 3 inputs)とは、資産又は負債についての観察可能でないインプット。

観察可能でないインプット(unobservable inputs)は、レベル3のインプットと同義。他方、観察可能なインプット(observable inputs)は、レベル1とレベル2に対応します。

市場の裏付けのあるインプット(market-corroborated inputs)は、レベル2のインプットの最後に例示されているもの。
相関その他の手段により主に観察可能な市場データから算出されるか又は裏付けられるインプット、という定義ですが、よく判りません。「その他」という感じなんでしょうか。
ちなみに、本則(日本語版)中では「市場の裏付けがあるインプット」となっています。「(が)」だと検索しても引っかからないので注意(笑)

IFRS13号(4)市場

(ちょっと間が空きましたが、IFRS13号学習の続き)

IFRS13号では、3種類の「市場」が定義されています。

1.活発な市場(Active Market)

2.最も有利な市場(Most Advantageous Market)

3.主要な市場(Principal Market)


各々の定義は、以下の通りです。

活発な市場(Active Market)とは、資産又は負債の取引が、継続的に価格付けの情報を提供するのに十分な頻度と量で行われている市場。

最も有利な市場(Most Advantageous Market)とは、取引コストと輸送コストを考慮した上で、資産を売却するために受け取るであろう金額を最大化するため、又は負債を移転するために支払うであろう金額を最小化する市場。

主要な市場(Principal Market)とは、当該資産又は負債についての活動の量と水準が最大である市場。

主要な市場は、公正価値のスタンダードな前提で、主要な市場がない場合には、最も有利な市場が前提となります。
活発な市場は、レベル1のインプットの前提です。

IFRS財団議長 IASBは「興味深いが幾分不可解な会計シンクタンク」だった

IFRS財団のミシェル・プラダ議長のフランクフルトでの講演より。

■Speech by IFRS Foundation Chairman Michel Prada at IFRS Foundation Conference in Frankfurt(2012.6.27)
http://www.ifrs.org/Alerts/Conference/MP+Frankfurt+speech+June+2012.htm


この中で、

this transformed the IASB from an interesting but somewhat obscure accounting think-tank into Europe’s accounting standard-setter.


「これがIASBを、興味深いが幾分不可解な会計シンクタンクから、欧州の会計基準設定主体に変えた」
(訳あってますか?)と言っているのが、興味深いです(笑)

前IASB議長デビット・トゥイーディー氏の講演

2012.7.3に、日本公認会計士協会の主催でおこなわれた、前IASB議長デビット・トゥイーディー(Sir David Tweedie)氏の講演を聴講してきました。

■David Tweedie氏(前IASB議長) 緊急来日講演会 のご案内(2012.6.21)
http://www.jfael.or.jp/practical/general/special/david_tweediei_120621.php


テーマは「Ten Years at the IASB -the Past and the Future」。
約1時間半で、同時通訳付き。

元IASB理事の山田さん、ASBJの西川委員長以下幹部なども列席し、盛況でした。
トゥイーディー氏は、現在はスコットランド勅許会計士協会(ICAS)の会長。トレードマーク?だった顎鬚を剃り、従前より若い印象に。西川さんから「議長時代より、お元気になったのでは?」と冷やかされてました。

印象に残ったのは、EU、中でも、フランスとの確執のクダりです。ヘッジ会計のカーブアウト、IASB議長ポストの攻防、リーマン・ショック時のIFRS効力停止のEU指令?準備のあたり。
会計基準設定は、何かとイカサマに走ろうとする政治勢力との戦いという面がありますが、まったくフザけてる…

元々個人的に、フランスには親近感は、まったくありませんでしたが、また、更に嫌いになった(笑)

日本に向けては、明らかにリップサービス過剰気味でしたが、「コンバージェンスではなくIFRSのアドプションが重要」、更に「米国よりも先んずることが大切」という、外部からのアドヴァイスは貴重なもの。

某金融担当大臣が言ったという「米、欧に後れない」ではダメなんです。もう、既に欧州には大きく後れてるし、米国とは比べ物にならないほど小さな影響力しかもたない、極東の二流国なんですから。何より、先んじることが大事なのに、それを判らない輩が多い…
(また、話がそれた orz)

IFRSテクニカル・サマリー(会計士協会)

以前に、IASBサイトにIFRSテクニカル・サマリーというドキュメントがあることを記事にしました。

今日見ると、日本公認会計士協会のサイトの方も、アップデートされていました。

■IFRSテクニカル・サマリー
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/summary/index.html


こちらは日本語のみで、IASBとおそらく同じものですが、エクスキューズが日本語になってるのは判りやすい(笑)
IASB版(各国語)へのリンクもあります。

トーハン 本人の承諾を得ず社外監査役に選任

面白ニュース・シリーズ。

出版物取次の大手トーハンが、本人の承諾を得ずに、社外監査役を選任した、そうです。

■トーハン:招集通知記載事項の一部修正について(2012.6.26、PDF)
http://www.tohan.jp/pdf/2012syosyu_syusei.pdf


最初、TLで見たのだと思いますが、昨日の日経にも出ていたような記憶。
管理人的には、先の「青森市役所の砂消し事件」と並ぶくらいの、面白記事でした。

経営を巡る争いがあるのでしょうが、何にしても、本人の意思を無視して勝手にXX役などに選ぶ、というのは、どう考えても自由主義への挑戦かと。
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