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請求済未出荷契約

請求済未出荷契約(bill-and-hold arrangement)とは、企業が製品について顧客に請求するが、当該製品の物理的占有は将来のある時点で顧客に移転するまで企業が保持する契約のこと。(B51)

民法の占有改定で支配が移転するイメージでしょうか。メーカーや卸の実務では、よく有りそうなケースです。

履行義務の充足は支配の獲得なので、請求済未出荷契約では、以下のすべての要件を満たす場合に支配を獲得します。(B52、B53)
(a)請求済未出荷契約の理由に実質がある。
(b)製品が顧客に属するものとして区分して識別されている。
(c)製品は現時点で顧客への物理的な移転の準備ができている。
(d)製品を使用したり別の顧客に振り向けたりする能力を有しない(cannot have the ability)。

(d)の「能力を有しない」というのは、よく判らないです。「権利」ではなく、「能力」を有しない、というのはどういうことなんでしょうか。自家消費や転売(?)は、通常は出来る気がします。チャネルの中抜きや、垂直統合のイメージです。
ユーザーが限られていたり、化学原料とか鉱物など大規模な加工設備が必要なものは、難しいか?でも、同業者へなら売れるでしょう。

請求済未出荷契約で収益を認識する場合、取引価格の一部分を配分すべき別個の履行義務(例:保管サービスに係る義務、70~80)を有しないかを、考慮します。(B54)
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。