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佐々木俊尚「当事者の時代」

著者である佐々木俊尚さんのツィートによると、本書はマスコミに完全に無視され、その結果、あまり売れなかったそうです(笑)いろいろ、都合が悪いのでしょう。

■「当事者の時代」 佐々木俊尚 光文社 2012.3.16刊


内容については、すでに、いろいろなところで書かれているので割愛しますが、今後、「当事者」として生きていきたい人は必読。

以下は、新聞社の経営、というやや偏向した観点から、コメントしておきます。

本書では「特ダネ」、「スクープ」がマスコミの命で、社会部の事件記者が新聞社の華として活躍しているイメージです。しかし、それが新聞社の経営、つまり販売部数の増加や広告の受注金額に影響したかは疑問。
特に、個別宅配システム中心の、日本の新聞業界では。例えば、読売新聞社のスクープが他社より多かったとは、まったく思えないです。
このビジネスのKFSは、特ダネではなく、媒体品を持った新聞勧誘員による強引な戸別開拓だったのでは、ないでしょうか。

また、このような特ダネ主義が、そもそもユーザーのニーズだったかも疑問。どれだけ特ダネがあるかで、現在、取っている新聞を替えるでしょうか。これは「ジャーナリスト」の勝手な思い込みで、メーカーにおけるプロダクトアウト的な考え方だと思います。

社会部の努力は、新聞社の経営的にはほとんど無駄で、単なる経営資源の浪費であった可能性の方が高いかと。


「当事者」の時代 (光文社新書)「当事者」の時代 (光文社新書)
(2012/03/16)
佐々木 俊尚

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。