三菱商事のアジア財務拠点はシンガポール

金融庁の、金融審議会「我が国金融業の中長期的な在り方に関するワーキング・グループ」の資料に、興味深い内容があったのでポイントをメモ。

■第4回金融審議会「我が国金融業の中長期的な在り方に関するワーキング・グループ」を開催しました。(2011.9.30)
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/w_group/siryou/20110930.html


Q:(家森委員)
三菱商事の海外財務拠点について。アジアの拠点が(東京ではなく)シンガポールなのはなぜか?
A:(三菱商事)
海外財務拠点の役割として、主に、①グループファイナンスや余剰資金の預かりを通じた域内での資金循環の効率化、②地域の営業子会社に対する財務関連コンサルティング・サービスの提供、の2つがある。
①についてはシンガポールのFTCライセンスに伴うTaxメリットも含めた恩典がある。
また、②についてはシンガポールからアジア各地へアクセスが容易なこと。

原文は、以下をご参照。

■資料1-4 WGメンバーによる書面での追加質問に対するヒアリング先からのご回答
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/w_group/siryou/20110930/04.pdf

少し前に、パナソニックが、調達・物流の両本部をシンガポールに移転する、という話もありました。企業は、着々と環境に適応している訳です。
未だに、グローバル化による空洞化が問題、なんて言ってる人がいますが、「空洞化」という言葉自体が、ドメステックな視点に立っています。企業にとり、国や国境なんて、制約条件という以上の意味はないのにね。
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循環取引

循環取引(Round-tripping)とは、偽計により、3者以上の間で、順次、架空の商品やサービスの受発注をおこなうこと。(A→B→C)
実態の伴わない仮装取引の一種。これを売上計上すると、会計上の粉飾となる。

Web上では、「複数の」当事者による、という表現が多く見られますが、これだと循環性を十分表現できないように思います。相対(2者間、A→B)の同様の取引は、通常、単に仮装売買などと呼ばれます。なお、第三者が絡むと、法的な構成が、まったく変わる場合があります。

日本公認会計士協会(JICPA)のサイトに、循環取引等に関する文書(会長通達)がアップされています。

■会長通牒「循環取引等不適切な会計処理への監査上の対応等について」(2011.9.16)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/news/post_1575.html



循環取引には詳しくないのですが、収益認識を考える際の良い(?)事例になるとも思えますので、少し勉強したく。
(やるのはダメですが)

グルーポンの収益認識とIFRS

先週、米国グルーポン(Groupon)の売上が、会計処理方法の変更により半減した、というのが話題になっていましたね。

米国基準の知識がないので、是非はよく判らないのですが、例えば、IFRSの公開草案「収益認識」だと、明らかに半減後の処理になるように思います。つまり、履行義務ベースで考えると、履行義務が存在しない場合は、そもそもネット処理になる。

このあたり、実は日本基準や実務は、超いいかげんなので、同じように売上激減となる日本企業は多数あると思われ。ポイントサービスの収益認識(売上計上)が、これに近い事案でしょうか。

といっても、企業実態に変化がある訳でもないので、経営上は特に問題もない(はず)。水ぶくれさせた従来の「会計」上の異常な処理が、単に是正されるだけのことです。逆に、売上高利益率は飛躍的に向上する(黒字なら)はずですし。
「売上」しか見ないようなひとには、そもそも、何を言ってもダメなんで、これも同じく無問題かと。

お笑い「クール・ジャパン戦略推進事業」by電通

経済産業省(経産省)の「クール・ジャパン戦略推進事業」って、それ自体がクールじゃないよねぇ。

■電通、経済産業省からクール・ジャパン戦略推進事業を受託(2011.9.16)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=291792&lindID=5


何か、みんなを笑かせるため、としか思えないんですが?そうか、この事業自体も「お笑い」コンテンツなんだね…。so cool!

失われた20年の一因はひとり1台のPC

この連休の週末は、面白い記事がいろいろと拾えました。(ウイルコムのこれとか、これとか)

今度のは、佐々木俊尚さんのつぶやきで知った、山陰中央新報の記事より。

■ 談論風発 : 失われた20年/パソコン全時代も素因(2011.9.25)
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=528026035
(新聞社の記事リンクなので、切れてしまうかもしれません)


筆者の肩書きは、しまね産業振興財団顧問。元銀行員で、融資部長や系列投資会社社長だった方のようですが、ちょっと、大丈夫?というような内容です。日本の失われた20年の原因のひとつにPCがある、という論旨自体もよく判らないが、それ以前に、文章として成立していないような。

確か、島根県でPCを製造しているメーカーがあったと思うが、抗議しないのかな?
まあ、地方紙なんて、もともとそんなレベルで、目くじら立てても仕方ないんでしょうかね。いや、マスコミ全体か…(以下、略)

アレックス・アベラ「ランド」(3)

ずいぶん間が空いてしまいましたが、「ランド」に関する続き。以前の記事は、こちらこちら

ランド研究所に関連するリンクをまとめておきます。

■ランド研究所
http://www.rand.org/

■ランド研究所政策大学院
http://www.prgs.edu/

■文藝春秋:自著を語る(本の話より):現代の世界を用意したシンクタンク 牧野 洋(まきの よう 経済ジャーナリスト)
http://www.bunshun.co.jp/jicho/land/land.htm
「ランド」訳者の自著(?)紹介。自称「経済ジャーナリスト」で、内容は「ジャーナリスト」らしく、かなりズレてる感じです。

■現代ビジネス:田村耕太郎
http://gendai.ismedia.jp/category/usaedu
ランド研究所に勤務しているという、日本人の方のブログ。政治家のようですが、元参議院議員とあるので落選中のご様子。

人力OCR オーリッド社「KYBER」

ASCII.jp×デジタルさんの記事より。

■日本生まれのクラウドノート「KYBER」がすごい理由(2011.9.21)
http://ascii.jp/elem/000/000/635/635625/


手書きノートをiPhone(10月からはAndroidも)で読み込み、Web経由でOCR変換するサービス。ただ、精度が異常に高く、それは人力でチェックしているから、という内容です。

サービス自体はよくあるもの(キングジム「SHOT NOTE」とか)で、精度が高いのは魅力的だと思いますが、それほどの驚きはないです。

気になるのは、ひとつは情報セキュリティ。後は、自分が手書きした「ノート」の内容すべてが、活字(?)化されることの衝撃ですが…(以降省略)

ウイルコム「イエデンワ」の衝撃

(休日モード)

ウイルコムさんの新製品「イエデンワ(WX02A)」。

■ウィルコム2011年秋冬モデル 各商品の詳細
WX02A(イエデンワ)
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2011/09/21/index_07.html


Web上では、すでに話題沸騰(≠人気沸騰)のようですが、これは凄い(笑)
言わば「据え置き型PHS(簡易携帯電話)」で、語義矛盾。同類は、あまり思いつきませんが、無理に例えると、脚付きの携帯灰皿とか、土台固定型トレーラーハウス、という感じ?

アイテムとは関係ないですが、「企業会計審議会」といい、「先祖返り」が流行っているんでしょうかねぇ?

IASBがワークプランを更新(2011.9.14)

2011.9.14付けで、IASBのワークプランが更新されています。

■IASB work plan - projected timetable as of 14 September 2011
http://www.ifrs.org/Current+Projects/IASB+Projects/IASB+Work+Plan.htm


変わったのは、金融商品の減損(Impairment)のところ。
再公開草案又はレビュードラフト(Re-exposure or Review draft)が従来の「2011 3Q~4Q」から、「同4Q~2012年」へと延伸して、年越しが確定。

前回、延伸した保険契約(Insurance contracts)と伴に、いつ完成するかも、示されない状態が続きます。まあ、もういいんです。5~7年先のことなんだし(笑)

影響度分析

影響度分析(Effect Analysis)とは、会計基準が開発・適用されていく上で、基準の影響を検討する体系立ったプロセスのこと。

欧州財務報告助言グループ(EFRAG)と英国の会計基準設定主体(ASB)による共同の討議文書(DP)「会計基準の影響に関する検討」より。
DPでは、これを「基準設定のデュー・プロセスにおいて、体系化すべき」とし、「基準設定主体が責任を負うべき」としています。つまり、例えばIASB、ASBJ等の役割ということになります。

【関連サイト】
■EFRAG(European Financial Reporting Advisory Group)
http://www.efrag.org/

TDB「金融資産の減損」

帝国データバンク(TDB)さんのIFRS連載記事より。

■帝国データバンク:IFRS実務対応:第16回:IFRSに基づく開示ケーススタディ16~資産の減損(2)金融資産~(2011.9.20)
http://www.tdb.co.jp/knowledge/ifrs/2_16.html


参考になる論考ですが、少し、誤解を与える記述があるように感じました。
例えば、

非上場株式はIFRS9の枠組みでは、FVTOCIに分類されることがほとんどだと思います。


FVTOCIではリサイクリングできないので、評価方法等によっては、FVTPLの方が都合がよい場合も、ありそうです。「ほとんど」か、どうかは、企業の保有戦略次第では?

営業債権は償却原価で測定される(負債性)金融商品に分類されます。そして、貸倒引当金の設定は、資産からもたらされる「将来キャッシュ・フローの減少」という考え方に基づいて、資産の減損の枠組みで捉えられます。


前半は、まあ、ほとんどはそうなんでしょうが、購入債権などで償却原価の2つの要件を満たさない場合、例外(公正価値)も有り得ると思います。

後半は、IFRS9号というより、現行のIAS39号の発生損失アプローチですね。こちらは、任意適用をするのでない限り、そもそも、あまり必要ない内容と思われます。

山田元IASB理事「国際的にかなり由々しい」

山田元IASB理事が、会計教育研修機構(JFAEL)のセミナーで講演した内容が、IFRSフォーラムの記事としてアップされています。

■「IFRSは製造業に向かない」を元IASB理事が検証(2011.9.16)
http://www.atmarkit.co.jp/im/fa/serial/fsa_ifrs/11/01.html


いちいち、もっともな内容です。
IFRSを理解してもいないのに、言葉尻を捉えて、いいかげんな反対をしているケースが多過ぎます。反原発なんてのと、同じ構図。

あと、一点だけ強調しておくと、基準設定主体の独立性への挑戦については「国際的にかなり由々しい」となっています。このような政治的介入を防ぐために、企業会計審議会から切り離したASBJをつくり、わざわざ独立体で検討している訳で、某金融担当大臣の「政治主導」など、まさに本末転倒。先祖がえりの暴論ですね。

少し先に、山田さんの講演を聞く予定があるので、また関連エントリを挙げるかもです。

(2011.9.21 文章が読みズラいので、少し加筆修正しました)

Googleリーダー「最近未読のままにした(アイテム)」問題 解決編

Googleリーダー「最近未読のままにした(アイテム)」問題のエントリを挙げた後、解決策を検索してみると…、アッサリありました。

Sawaさんのブログ「憩いの場」より。

■Googleリーダーで「未読のまま」を解除する(2010.5.3)
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1272865802


孫引きになるかもしれませんが、元のサイトが存在しないようなのでご容赦を。

一度「スターを付ける」にチェックし、左の「スター付きアイテム」でその記事を見ると、未読設定の項目が表示されます。そこから削除すればOK


スッキリしました。Sawaさん、ありがとうございます。
「スターを付ける」→左サイドバー「スター付きアイテム」で見る→アイテムの下部「既読にする」という手順です。

Googleリーダー「最近未読のままにした(アイテム)」問題

Googleリーダー(Google Reader)の右サイドバーに「最近未読のままにした(アイテム)」というのが出てるんですが、これが、よく判らない。

同類の「最近スターが付いたアイテム」や「最近既読にした(アイテム)」は、その名の通り、そのアイテムに「スターを付ける」や「既読にする」、「すべて既読にする」操作をした場合にリストされ、更新されています。
ところが、「最近未読のままにした(アイテム)」の場合は、「未読にする」という操作はないし(もしかして、以前は、あったのでしょうか?)、アイテムを「既読にする」としなくても、ここに出てくる訳でもないようです。

今出ているのは、2009年の後半頃のアイテムで、しかも、見たくないようなタイトルなんですね。リーダーを開く度に目に入り、消すこともできないし、なんか、少し気分が悪いです。

金融庁「企業財務研究会」

金融庁のサイトで、企業財務研究会の情報が公表されています。

■金融庁:金融研究センター:研究会
http://www.fsa.go.jp/frtc/kenkyu/kenyukai.html


開催日、講師、講演テーマは、以下の通りです。

第1回 2011.3.10 大場昭義(東京海上アセットマネジメント投信社長)
「投資家から見た株式市場の課題~グローバル・長期的視点から~」

第2回 2011.4.22 中川俊一(花王 取締役常務執行役員)
「花王のガバナンス体制とコンプライアンス経営」

第3回 2011.7.8
小森 博(住友信託銀行証券代行部IRグループ長)
「2011年総会シーズンと今後の期待」

蔵本祐嗣(大和住銀投信投資顧問 投資調査部長)
「国内投資家の観点から見た本年6月の株主総会」

第4回 2011.9.1 川北英隆(京都大学大学院経営管理研究部 教授)
「日本の株式市場の現状と問題点」


第1回、第2回は講演録が、第3回と第4回は講演資料が、それぞれアップされています。

日本公認会計士協会の懲戒処分

小石川経理研究所さんのサイト「会計ニュース・コレクター」より。

■「会員の懲戒処分について(日本公認会計士協会)」(2011.9.13)
http://ivory.ap.teacup.com/kaikeinews/4863.html


元情報は会員専用ページにあるようなので、こちらにリンクさせて頂きました。備忘録でございます。

財務諸表の主たる利用者:債権者

先般、早大大学院教授の秋葉賢一先生のIFRSセミナーを聴講させて頂いた。
その中で、概念フレームワークにおける財務諸表の主たる利用者について、2010年改正版では、1989年公表版(従来)に比べ、むしろ範囲が狭くなった、との解説がありました。得意先、政府等、一般が除外されたイメージです。(但し、逆に拡大したという理解(説)もあるとの補足もあり)

そして、債権者、従業員等については、従来から主たる利用者に含まれていたとのこと。
先般書いた管理人のような認識(暴論?)も、あながち間違いではない(論点における複数説のひとつとしては有り得る)のだな、と少し安心しました(笑)


エッセンシャルIFRSエッセンシャルIFRS
(2011/05)
秋葉 賢一

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アレックス・アベラ「ランド」(2)

「ランド」に関する続き。

■「ランド」 アレックス・アベラ 文藝春秋(文春文庫) 2011.6.10


登場する人物も、多士済々。

例えば、著名数学者のジョン・フォン・ノイマン。あの「ノイマン型」のノイマン。ランド研究所の「ゲーム理論」研究に多大な貢献をした大天才だが、奇人という描写。巻末の「世界を動かしたランド人脈」では、冒頭に挙げられてます。
ちなみに、Wikipedia(日本語版)の同氏の項には、ランドの「ラ」の字もない。(「ランド研究所の人物」というタグのみ)

ハドソン研究所の創設者で、シナリオ・プランニングの世界でも良く名前が挙がるハーマン・カーンには、「死の道化師 ハーマン・カーン」として、一章が充てられています。

経済学者では、ポール・サミュエルソン、ケネス・アローなど。
サミュエルソンは、「サミュエルソンの経済学」の著者。1948年から1990年の長期に渡り、ランドのコンサルタントだったそうだ。まったく、知らなかったです。教科書は、なぜか、持ってたなぁ。

そして、この本の主役級の人物である、ロバート・ウォルステッター。核戦略家で、よく「ネオコンの始祖」と呼ばれること、くらいしか知識がありませんでした。リスク・マネジメントの世界では常識的なコンセプトである「フェイル・セーフ」も、彼の発案とのこと。講演で使えそうな、トリビア(死語)でした。


ランド 世界を支配した研究所 (文春文庫)ランド 世界を支配した研究所 (文春文庫)
(2011/06/10)
アレックス アベラ

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アレックス・アベラ「ランド」(1)

米国のシンクタンク「ランド研究所」の物語。副題は「世界を支配した研究所」。

■「ランド」 アレックス・アベラ 文藝春秋(文春文庫) 2011.6.10



[目次]
第1部 ランド誕生
1.「東京大空襲」からはじまった
2.研究対象は「人間」
3.「合理的選択」と「ゲーム理論」

第2部 軍産複合体に成長
4.核戦略家ウォルステッター
5.「フェイルセーフ」
6.死の道化師ハーマン・カーン
7.スプートニクの衝撃

第3部 ケネディとともに
8.大統領選下の密談
9.マクナマラの特使たち
10.脳神経から「インターネット」を発想
11.ソ連問題の最終解決案
12.ベトナム戦に応用された対ソ戦略

第4部 ペンタゴンペーパーの波紋
13.エルスバーグの運命をかえた一夜
14.民政へのシフト
15.国家機密漏洩
16.医療費自己負担を根拠づける
17.デタントを攻撃

第5部 アメリカ帝国
18.ソ連の退場
19.独自のテロ研究と9.11
20.ネオコンによる帝国の建国
21.イラク占領

第6部 そしてこれから
22.戦略家の死
EP.ランドはどこへ行く?

空軍の意を受け、組織的にはダグラス・エアクラフトの一部門として誕生した「ランド」が、各種の戦略コンセプトや軍事技術等の開発によって、米国と世界の軍事・政治に影響を与えていく。

2008年に出たハードカバーの文庫化。6月頃の発刊時には、食わず嫌いをしていました。一度は、手に取ったものの、棚に戻して…。ジャーナリスティックな書きぶりは、やや好き嫌いが分かれるかもしれませんが、間違いなく面白い本です。

2011.9.11付の日経に「911」絡みの記事で、

米国防総省の事実上の傘下にある「ランド研究所」の~

とありましたが、この本の内容が事実なら、逆に、国防総省がランドの傘下にある、と言えるかもしれません。


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アレックス アベラ

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ポストが無い

(休日モード)
昨日に続き、単なる雑感。

昔の知り合いから、挨拶状が来て「拠点長になりました」。
ほぼ同年代の方で「そうか、おめでとう」という気持ちとともに、地方の企業はポストが無いんだなぁ、という少し寂しい気持ちも。

彼は、非常に優秀で、本社の重要なスタッフ部門などでもいろいろ仕事をして、キャリア的には極めて順調(のはず)。でも、XX歳で、初めて拠点長。上が重く、ポストが少ないと、大変です。都市圏に主に展開する同業の企業等では、15歳くらい若い拠点長もいるはず。まあ、率いる組織のサイズもあるので、一概に言い切れませんが。

いや、サラリーマンとしての出世競争からハグレてしまった外れ者が言うことではないな。
頑張って下さい。

Web上の痕跡から

(休日モード)

なぜか、ある古い知り合いのことが急に頭に浮かび、Webで検索してみることに。

すると、簡単に、現在の仕事や役職、趣味の活動などが判明…。本人のブログや書いた記事があった訳ではないのですが、過去のリアルな記憶と紐付けると、いろいろ判ってくるのです。

まあ、その方は公的なお仕事なので、エラくなり必然的に露出が増えたのだろう、と納得。また、趣味の方は、かなり大がかりな奴で、そちらの団体でも、リーダー的に活動されている様子が伺えました。
お元気そうで、恐悦至極に存じます。

ITpro「企業会計審議会」詳報

2011.8.25に開催された企業会計審議会については、こちらこちらで書きましたが、ITproで、その模様が記事になっています。

■混迷深まるIFRS適用---企業会計審議会総会(第2回)報告(2011.9.9)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110906/368213/?ST=management&P=1


噂の「リニアモーターカー発言」をしたのは、TKC全国会会長なんですね。読んでると、暗澹たる気持ちになります。何で「リニア」が引き合いに出されるのか全く不明ですが、自分たちの利権を守るためには、何でも言う方だということは判りました。

奥山清行「味が強い野菜が集まってもっと面白い料理ができるように、イタリアは非常にその団体で行動をする」

奥山清行さんの講演録(?)が、Gigazineにアップされています。
記事は見難いし、長いし、話もいろいろ飛んでますが、個人的には非常に参考になるエントリでした。

■いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロ、デザイナー奥山清行による「ムーンショット」デザイン幸福論(2011.9.8)
http://gigazine.net/news/20110908_moonshot_design_cedec2011/



奥山さんはデザイナー。フェラーリのデザインなどでも有名な方です。
すでに各種ブログや、TwitterのRTなどで十分拡散されていますが、備忘録として。

【関連サイト】
■KEN OKUYAMA OFFICIAL WEBSITE
http://www.kenokuyama.jp/

iGoogle左サイドバーが畳める仕様に

今まで気づかなかったのですが、iGoogleの左サイドバー(ナビゲーションバー)の上部に左向きの「▲」記号が、出来ています。押してみると、左サイドバーが畳めるようになってました。

これは、非常に有り難い改良ですね。以前に書いたように、本当に邪魔でしたので。これで、約25%効率化かな。

ケビン・メア氏インタビュー「私は見た!何も決められない日本の中枢」

現代ビジネスのサイトに、元国務省に本部長ケビン・メア氏のインタビューがアップされています。

■特別インタビュー ケビン・メア元国務省日本部長
「私は見た!何も決められない日本の中枢」
アメリカは何もかも知っている
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/18122



メア氏の著書「決断できない日本」は、買い物症候群の発作が起き、9冊同時購入という暴挙に出た際に入手済みの1冊。まだ、読みに着手できてませんが、取りあえず、忘れないうちにアップと。

■「決断できない日本」 ケビン・メア 文藝春秋(文春新書) 2011.8.20


決断できない日本 (文春新書)決断できない日本 (文春新書)
(2011/08/18)
ケビン・メア

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高田橋教授「New IFRS の登場」

日経BP電子版のIFRS NAVIに、中央大大学院の高田橋先生のエントリがアップされています。

■New IFRS の登場(2011.8.31)
http://www.nikkei.co.jp/hensei/ifrsnavi/column/20110831-01p1.html



近時の、フレームワークの変更に焦点を当てた記事。相変わらず、的を得た内容で、非常に勉強になります。

失礼ながら、一点だけ、疑問点を。
旧フレームワークは「投資家中心の財務報告制度」だったのが、新フレームワークでは「現在の、あるいは潜在的投資家、銀行および諸債権者」を対象と捉えているとあります。

事実は、おそらく、その通りなんでしょうが、管理人は、もともと「投資家」には、当然ながら「銀行」や「債権者」を含んでいると理解しており、その意味では、新旧の違いは感じられませんでした。つまり「銀行(の負債への投資)」を除外した「投資家」(銀行による資本への投資はこちら?)なんて定義自体が、荒唐無稽だと思います。

会計的には、資本と負債は厳然と区別され、また、実務のオペレーションでも株式と債券・ローンのディーラーやセラーは、まったく異なることは、理解します。ただ、ストラテジスト的な視点では、結局は、どこの市場に「カネ」をブッ込むか、ということです。ALMやリスクマネジメントでも、そのように見ています。


導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方
(2010/05/26)
高田橋 範充

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金融円滑化法による「返済猶予後の倒産増加」は当たり前

2011.9.3付、日本経済新聞経済2面の記事より。

■返済猶予後の倒産増加(2011.9.3)
1-8月、昨年1年間の1.7倍 民間調査
支援策の効果薄れる


期日に約定どおり借入金等を返済できないのが、デフォルトです。つまり、返済猶予を申し出ること自体が、デフォルトということ。

金融円滑化法は、単なる先送り措置の法制化です。実態は死亡している企業の延命装置に過ぎないので、当然の結果かと。
黒字でありながら、一時的に資金繰りに窮した企業には、銀行は普通に融資する訳でして。むしろ、貸出先がなくて苦しんでるので、そんなことは、当然、やってます。

なぜ、ゾンビ企業を国の指導で延命させるのか、まったく判らない。資本主義の数少ない利点である、敗者退出の原則を歪め、他の伸びている企業の邪魔をするのでしょうか。
「中小企業がかわいそう」みたいな、情緒的な世論(?)に迎合したポピュリズムなのか、本気で「国家資本主義(=社会主義)」を考えてるのか。

国が主導したから上手くいった、なんて産業はないのにねぇ。逆は、国家単位で実証されてますが。

東京商工リサーチ「全国社長 姓名調査」佐藤×誠

(休日モード)

東京商工リサーチの2011年「全国社長 姓名調査」というのが、公表されています。こんなの、毎年、やっているんですね(笑)

■2011年「全国社長 姓名」調査~姓は「佐藤」、名前は「誠」がトップ~(2011.8.25)
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2011/1213027_1903.html


同姓同名では、「鈴木茂」と「佐藤誠」が、同票で1位を分け合ったそうです。
佐藤茂だと、完璧だったんだけどなぁ。←個人的な感想

ちなみに、女性社長版も、あるそうです。

■2011年「全国女性社長」調査~名前は「和子」社長が最多~(2011.8.31)
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2011/1213140_1903.html

IAS=イアス?

IFRS絡みで、ある方と話していたら、「イアス」というキーワードが何度か出てきました。最初は何を言ってるのか、よく判らず…、何度か聞いて、やっと「あぁ、IASのことね」と理解。IASを「イアス」と読んでいたんですね。
ちなみ、管理人は「アイエーエス」と読んでおり、正直、今まで何の疑問も持っていませんでした。でも、考え始めると眠れなくなっちゃう。(「地下鉄は、どこから入れるのか?」by 春日三球・照代)

検索しても、あまり出てこない。
確かに「IFRS」を「イファース」と呼ぶなら、「IAS」は「イアス」というのも理屈な訳で。
でも、正直、言いにくくないでしょうか?「イアス」って。

また、その例だと、「IASB」は、「イアスブ」になっちゃうのじゃないか?(これは違うなぁ)
あと、IFRSを「アイファース」と読んでる人は、IASは「アイアス」と読むのでしょうかね?

難しす…

【関連記事】
■IFRSは「イファース」か「アイファース」か(2009.7.20)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-508.html

※ ちなみに、上記は、このブログで最も検索されることが多いエントリのひとつ。良い子に育ってくれました。

IFRSの為替によるストック評価損

りそな銀行のアセットマネジメント部チーフ・エコノミスト チーフ・ストラテジスト黒瀬浩一さん、という方のレポートより。

■エコノミスト・ストラテジスト・レポート ~鳥瞰の眼・虫瞰の眼~
「円高とストックの円高対応とIFRS 対応」(2011.8.30、PDF)
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/nenkin/info/economist/pdf/110830.pdf


ちょっとだけ、IFRSに触れたコメントがありました。

円高が進行するタイミングで発表されたこともあり、IFRS の導入によりストックの評価損で損失が出る可能性もあったのではないか
(上記リンク先文書より引用)


ご指摘の通りかもしれませんが、為替なんで、そんなものかと。損失が表面化するから、IFRS導入に反対、なんて、理屈になっていませんねぇ。また、将来、ドルが戻して、今より大幅に円安になる、なんて思っている人、まだいるんでしょうか。(未来は(神以外)判らないので、結果的にそうなるかもしれませんけど)

リスク・マネジメント的には、為替ニュートラルが原則。ゆえに、為替を気にするなら、基本的に販売する土地で製造等もすることになる。為替の良いところ(円安)だけ享受して、不利なところ(円高)は忌避したいなんて、無知な安全安心厨と変わらない。フリーランチは無いので、今度は、支払の側に回るだけのことです。それを、どう上手くやるかが、まさに経営でしょう。

もともと、(過度な)円安に依存した、輸出型モノづくり立国、なんて、歴史の時間軸では、過去の幸運なホンの一時期に過ぎなかったという訳です。
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Author:xz400
「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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