非上場会社の会計基準に関する懇談会の報告書公表

ASBJのサイトなどで、非上場会社の会計基準に関する懇談会の報告書が公表されています。

■非上場会社の会計基準に関する懇談会 報告書(2010.8.30)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/establishment/20100830/press_release/20100830.pdf;jsessionid=3A09B1FC5F8685D5394E47DA3F37D271

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使用権資産

使用権資産(Right-of-use Asset)とは、リース物件の使用権を表示する勘定科目(資産科目)のこと。
IFRSの公開草案「リース」の借手の会計処理は、この使用権資産を核とする使用権モデルがベースです。現在のように、オペレーティング・リースとファイナンス・リースを区分することなく、基本的に資産計上(オンバランス化)することになります。

使用権資産に対応する負債が、リース料支払債務(Liability to Make Lease Payments)になります。

【関連サイト】
■IASB:Leases
http://www.ifrs.org/Current+Projects/IASB+Projects/Leases/Leases.htm

住友化学が18ヶ月ベースの管理手法

2010.8.28付、日本経済新聞の企業2面より。

■住友化が新経営手法 投資や財務中期で管理
単年度→18ヶ月予想 環境変化に柔軟対応

6四半期(18ヶ月)単位というのが、マスコミには物珍しかったんでしょうか。
もともと、1年(4四半期)というのは、財務会計という外部公表用の基準でしかない。内部管理でどうやるかは、自社のビジネス特性に合わせるものなんですが。

長期を見通すことで「単年度主義より適切なタイミングで投資したり、有利子負債を計画的に削減したりできる」のはもちろんですが、予測が外れる可能性も増える訳で。(変動性が高まる)
そういう意味で、四半期ごとにローリングしていく仕組みの方に、目が行きました。つまり、予測に修正をかけながら、常に18ヶ月先まで見通す訳です。

収益性が低すぎる企業の上場廃止は当然

2010.8.28付、日本経済新聞の経済1面より。

■「自ら上場廃止」広がる 完全子会社化や経営陣の買収
株式新規公開も低迷 東京市場、地盤沈下の恐れ(2010.8.28)


まあ、株主間で利益相反関係にある上場子会社(上場会社を親会社とする上場子会社)が上場廃止するのは当然で、また、コンプラ違反(循環取引)をくらったメルシャンをトップに挙げるのも、どうかとは思います。

2例目の、日清医療食品という会社は、たまたま、概要を知っていましたが、上場維持コスト1億円が払えないらしい。
経営状態を見てみると…

売上高202,697百万円

当期純利益8,024百万円
(2010.3期)

給食業界最大手で、売上高は2,000億円を超すものの、利益率が僅か4.0%しかない。ちなみに、これでも前期の倍に改善しており、前期は2.0%(笑)

こういう収益性の低い会社は、上場してても仕方ありません。退場するのが、世間のためにも宜しいんでしょう。

プレゼンテーションにおける留意点(2)

前回に続き、聴講したプレゼンをネタにしたメモです。

もうひとつは、プレゼン資料の作りについて。
話の流れに沿って、プレゼン資料が作られておらず、先に飛んだり、戻ったりする。これも、いろいろプレゼンを聞いていると、たまにある問題点です。

原因は、主に次の2点かと。

1.本来、スライドの一部である図表を、独立した別のスライドとして作成している。
2.スライドの枚数がそもそも少ない。


スライドというツールの使い方に、ちょっと失敗している感じです。紙の世界のやり方というか。紙中心で長くやってきた方は、レジュメ的な少ないページ数で、丁寧に相互参照するようなスタイルが多いような気がします。(単なる印象です)

図表を独立したスライドにしたため、「XXページの図表XXを参照して下さい」などページ飛びが発生し、話の流れが途切れてしまう。
グラフなどの詳細な図表を、大写ししたい、という狙いがあるのかもしれませんが、どうしても別スライドにする場合は、話の流れに沿って、スライドを増やす形で解決するのが定法。こうすると、極端な場合は何度も同じスライドが出てきてしまうが、話の流れは保てます。いや、そうならないように、マテリアルづくりをするのが、上手となんでしょうが、行き来するよりは、よいかと。

これらは、ある程度年代によるのかも。ちなみに、先日の講演者は、管理人よりも年上(たぶん)でした。あるいは、研究者や学者とコンサル屋の違い?

プレゼンテーションにおける留意点(1)

昨日、ある団体の主催するセミナーを聴講しました。
講師(女性)は、その分野では有名な方。講演は、内容を含めて、満足感の高いものでしたが、いくつか気になった点もありました。

管理人も、このところ、不特定多数を相手にする、いわゆる「講演」をする機会が何度かあるので、他山の石として、気付いた点をメモしておきます。

一つ目は、口癖として、「あの」という言葉を、頻繁に口にすること。おそらく、ご自分では気付いていないかと思いますが、1時間ほどの間に、たぶん数百回は口にされた。特に強調的に言う訳でもないので、聴衆の多くも気付かないとは思いますが、いったん気付いてしまうと、気になって、気になって。

これは、難しいですね。誰でも、ある程度の口癖はあり、また話のリズムを取るために必要という面もある。
一度、録音して、チェックしてみると、自分にも思わぬ口癖があるのかも。かなり、心配になってきた。いや、身振り手振り等の癖もあるので、ビデオを撮るのがよいかな?

IFRSワークプランの略語(1)

IFRSの略語として、ワークプランで使われるものをまとめておきます。

■IASB:Work plan for IFRSs
http://www.ifrs.org/Current+Projects/IASB+Projects/IASB+Work+Plan.htm

AD Agenda Decision (to add the topic to the active agenda)

CG Completed Guidance

DP Discussion Paper

ED Exposure Draft

IFRS International Financial Reporting Standard

RT Roundtables

RV Request for Views

TBD To be determined

(IASBのサイトより)

エンプテイ・ボーテイング

エンプティ・ボーテイング(Empty voting)とは、経済的持分の無い状態での議決権の行使のこと。空議決権行使。

以前にご紹介した、信託銀行による持合株式のIFRS対策商品「株式流動化信託」なんて、まさに典型的な、エンプティ・ボーテイングだなぁ。

【株式流動化信託に関する過去エントリ】

■株式流動化信託への懸念(2010.4.9)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-791.html

■株式流動化信託のビジネスモデル特許(2010.4.5)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-787.html

■りそな銀行の株式流動化信託(2010.3.3)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-754.html

ASBJの公表文書の分類

企業会計基準委員会(ASBJ)の公表文書の分類も、まとめておきます。基本的に、企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告の3種類。
■ASBJ:企業会計基準委員会の概要:運営方針・運営規則等:会計基準等の開発・公表の手続きについて(2001.12.21、PDF)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/asbj/commitment/procedure.pdf

1.企業会計基準
会計処理及び開示の基本となるルール

2.企業会計基準適用指針
基準の解釈や基準を実務に適用するときの指針

3.実務対応報告
基準がない分野についての当面の取扱いや、緊急性のある分野についての実務上の取扱い、等

(企業会計基準委員会のサイトより)



先般アップした日本公認会計士協会のドキュメント区分は、これらの下に来る関係ですね。

ASBJ Newsletter 16号

ASBJ Newsletterは、企業会計基準委員会(ASBJ)の配信するメールマガジン。隔月刊(偶数月の20日)発行。2010.8.20に16号がアップされています。

なぜ、読み難い二段組なのかは、ちょっと理解できませんが、日本の(IFRSなどを含む)会計周りの動向がコンパクトにまとめられており、なかなかお薦め。
バックナンバーは、以下で見られますが、非会員でも、配信登録できるようです。
(下記ページの末尾に登録フォームあり)

■ASBJ Newsletter
https://www.asb.or.jp/asb/mem/index.jsp

IASBがスタッフ案「公正価値測定」を公表

IASBのサイトで、「公正価値測定」に関するスタッフドラフト(草案)が、2010.8.19付で公表されています。

■Staff draft of a forthcoming IFRS on fair value measurement(2010.8.19)
http://www.ifrs.org/News/Announcements+and+Speeches/FVM+staff+draft.htm


2009.5に公開した公開草案などを、その後の(FASBを含めた)議論を踏まえてIASBのスタッフが修正したもので、FASBの公開草案に対応して情報提供したようです。
こういうドラフトが、公表されることもあるんですね。

IFRSの公開草案「リース」に関して

IFRSの公開草案「リース」に関しては昨日エントリを上げましたが、日本公認会計士協会のサイトで簡単なコメントが。

■IASBと米国FASB、リースの財務報告の改善を提案(2010.8.19)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/information/iasb/iasbfasb_5.html

日本経済新聞では、なかなか大きな記事に。

■リース、すべて資産・負債に 国際会計審が新基準草案
「オペレーティング」取引も計上 不動産や海運に影響大きく
(2010.8.19)



デビッド・トゥイーディー(Sir David Tweedie)IASB議長のコメントも載ってますが、さすがにソフトな表現(笑)講演などでは、確か「1兆ドルが隠されてる」と言ってました。

IASBとFASBが共同で公開草案「リース」を公表

IASBとFASBが2010.8.17付で、共同プロジェクトの成果として、公開草案「リース」を公表しました。

■IASB and US FASB publish proposals to improve the financial reporting of leases
(2010.8.17)
http://www.ifrs.org/News/Press+Releases/leases+exposure+draft+August+2010.htm


リースの基準変更は、ムービング・ターゲットと言われるIFRSの中でも、最大のもののひとつでしょう。特に、以前のディスカッション・ペーパーでは、ほとんど触れられていなかった貸手(リース会社)の会計処理が目新しい。

公開草案(PDF、英語)は、以下のリースプロジェクトのページの左サイドバーより。
http://www.ifrs.org/Current+Projects/IASB+Projects/Leases/Leases.htm

会計士協会の公表物の分類

日本公認会計士協会が、今後はドキュメントを5分類(報告書、実務指針、通達、研究報告、研究資料)して、公表することを発表しています。

■日本公認会計士協会が公表する委員会報告等の公表物の体系及び名称について(2010.8.11)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/post_1396.html


①報告書
業種、業界、分野を問わず基本となるもので、かつ、監査又は会計に関する基準の設定主体からの委任を受けたもの

②実務指針
ア.業種、業界、分野を問わず基本となるもの(「報告書」としたものを除く。)
イ.特定の業種、業界、分野を対象とするもの

③通達
基準又は報告書若しくは実務指針の範囲内での適用方法、取扱い等について注意喚起等するためのもの

④研究報告
委員会における研究の成果

⑤研究資料
委員会において答申等として結論を得るには至らなかった場合等における当該委員会の審議過程の状況、結論を得るには至らなかった理由等を整理したもの

(日本公認会計士協会のサイトより)


こういうローカル・ルールみたいなのは、埋もれてしまうと判らなくなるので、メモしておくと役立つかと。
なお、既公表物に関しては、5分類に対応させた一覧表のPDFが添付されています。

保険会計のIASBの公開草案

企業会計基準委員会(ASBJ)が、IASBの保険会計の公開草案「保険契約」に関するエントリをアップ。

■ IASB、保険会計の改善を提案(2010.8.17)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20100730.jsp


なんで、2010.7.30のを、今頃?

ASBJが金融商品会計基準(金融資産の分類及び測定)の見直しに関するDPを公表

企業会計基準委員会(ASBJ)が2010.8.16付で、金融商品会計基準の金融資産の分類及び測定部分の見直しに関する検討状況の整理(ディスカッション・ペーパー、DP)を公表しています。

■「金融商品会計基準(金融資産の分類及び測定)の見直しに関する検討状況の整理」の公表(2010.8.16)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/summary_issue/kinsho-kentojokyo/



すでにIASBにより改定された、IFRS9号(IAS39号改定フェーズ1)に相当する部分です。(金融負債、償却原価と減損、ヘッジ会計は含まず)

ASBJが公開草案「顧客との契約から生じる収益」の和訳を公表

企業会計基準委員会(ASBJ)のサイトで、公開草案「顧客との契約から生じる収益」の和訳が、2010.8.13付で公表されています。

いわゆる「収益認識」の公開草案で、IFRSのIAS18号、IAS11号などを置き換えるもの。
約2ヶ月弱での公表は、良いペースです。

以下のリンクの下部に、PDFがあります。

■ASBとFASB、収益認識についての新しい共同の基準を提案(2010.6.24)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20100624.jsp;jsessionid=A82FAF285E3EEF8B011DFACF4BA59368

【関連書籍】
■「収益認識」 日本公認会計士協会 日本公認会計士協会出版局 2010.1


収益認識収益認識
(2010/01)
日本公認会計士協会

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ダブルギヤリング

ダブルギヤリング(Double Gearing)とは、株式等の資本の相互持合いのこと。株式持合。

主に金融機関の自己資本規制で使用され、ダブルギヤリング条項などの形で実装されるようです。持合部分の自己資本が二重カウント(水増し、見せ金化)される、という意味で「ダブル」なのかと。
金融機関グループ内の親子会社間や、銀行と保険会社の間などが典型。

なお、一般には、株式持合は、Cross Shareholdingと英訳されるようです。

グローバル化と国際会計基準の適用

2010.8.11付の日本経済新聞、マーケット総合2面のコラム「大機小機」より。

■グローバル化と国際会計基準の適用



このところ、日経で、またIFRSに関するコラムが増えているような気がします。ネタがないのか、それともIFRS導入の推進派対反対派の暗闘が続いているのか。

執筆子は隅田川氏。実務家のようですが、一昨日の悠憂氏とは異なり、本質的な議論をされている。
IFRSが日本の会計基準と異なる点として、以下を挙げています。
1.利益の概念
2.財務諸表の作り方

1は、包括利益重視のことで、いわゆる資産負債アプローチ。
2は、原則主義のこと。

IFRS適用の動きとして気になる点としては、以下とのこと。
1.IFRS適用の利害得失が関係者に十分理解されていない。
2.議論が縦割りになっていて、戦略的な視点が欠けている。

これらは、状況としては理解できます。
ただ、

日本企業は株式の保有額が大きいので、景気変動によって包括利益が大きく変動する。

というのは、如何か。

株式の保有額が大きいのは、経営的には一般に無意味(というより有害)な株式持合のせいなので、景気変動により包括利益が大きく変動するのは、仕方ありません。自業自得。

株式を保有することは、大きなリスクを抱えること。資本提携や純投資として意義のある場合を除き、最小限にするのが経営的にはノーマルな姿勢。
少なくとも、普段は取得価額で(評価損益を)隠しておいて、自分が経営失敗をした場合などに自己の果実ではない利益で覆い隠す(益出しする)のは、まともなことではありません。

事例にみる企業価値評価上の論点 会計士協会の研究報告が公表

日本公認会計士協会のサイトで、経営研究調査会の研究報告第41号として「事例に見る企業価値評価上の論点-紛争の予防及び解決の見地から-」が公表されています。

■経営研究調査会研究報告第41号「事例に見る企業価値評価上の論点-紛争の予防及び解決の見地から-」について(2010.8.9)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/41_5.html


専門情報の欄にあったので、非専門家の管理人はウッカリ見逃しておりました。
ちなみに、閲覧には、日本公認会計士協会著作権規約への同意が必要です。(意地悪です)

誰がための財務諸表改革か?

2010.8.11付の日本経済新聞、マーケット総合2面より。

■誰がための財務諸表改革か(2010.8.11)



執筆子は悠憂氏。論調から、IFRS導入に反対するナショナリスト、会計鎖国論者のようです。
毎度同じようなことを書くのは気が引けるので、直接的におかしなところだけ、コメントを。

サルコジ仏大統領もダボス会議で時価会計重視のIFRSを批判、EUのなかでも意見対立が強まっている


単に、フランスの金融機関が腐っているので、開示したくないだけでしょう。そもそも、IFRSの金融危機プロジェクトは、G20からの要請で始めたもので、何を今更。

問題の核心はIFRSの財務諸表が投資家向けの時価の開示と資産・負債・損益に偏り、企業の動態的な経営活動を明らかにしない点にある。


「時価の開示」こそが、「企業の動態的な経営活動」結果そのものでしょう。「動態的な」なんて修飾語を付けると、何か正当化されるとでも思ってるんでしょうか。

特に日本型経営の特色である企業の社会的存在への考慮が全く払われていない。


何度も書いてますが、管理人の知る限り「日本型経営」なんて、存在しない。万一、存在するとしたら、悪い意味での「日本型」でしかないです。例えば、議決権インチキの株式持合とかねぇ。

~改革には広範な利害関係者の理解が肝要である。


つまり、「今と変えたくない、既得権を侵害するな」と言ってるだけでしょう。抵抗勢力のヒトは、いつもこういう言い方をする。一部の既得権者が利権のために反対したら、改革できないのか。今がダメなんだから、とにかく変えたらよい。間違ったら、また直せばよいだけです。

「公認会計士 シャキッ!と会議」開催

夏休みモードにつき、日本公認会計士協会のサイトからの軽いネタを。公認会計士の将来について討論するイベント、「公認会計士 シャキッ!と会議」というのが開催されるそうです(笑)

■「公認会計士 シャキッ!と会議」開催について(2010.8.10)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/post_1394.html

リストラがあったり、「財務会計士」が新設(?)されたり、いろいろと大変な公認会計士業界。それで、「シャキッ!」と、しなければならないんでしょうか?
出演者には、Mr.内部統制八田先生のほか、「さおだけ~」の山田さんの名前も、見えますな。


さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
(2005/02/16)
山田 真哉

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ASBJオープン・セミナー:IFRSの最新動向と我が国への導入(第5-6回、福岡、札幌) 一般向け申込受付開始

「ASBJオープン・セミナー:IFRSの最新動向と我が国への導入 (第5-6回) IFRSの今を説く」、福岡、札幌の一般向け申し込みが、ASBJのサイトで、現在受付中です。
東京のときは、たしか10,0000円でしたので、25%割引き?になってます。

ご興味のある方は、以下からどうぞ。

■ASBJオープン・セミナー:IFRSの最新動向と我が国への導入
(第5-6回) IFRSの今を説く(2010.8.6)
https://www.asb.or.jp/asb/sem/cnt/20100806.jsp

やはり、非上場会社にIFRSの任意適用が可能に

昨日の以下のエントリで、「IFRSを任意適用した上場会社の子会社の連結財務諸表にIFRSを任意適用できる」ということの意味がよく判らない、と書きました。

■IFRS任意適用会社の範囲拡大(案)(2010.8.7)
http://mf2007.blog108.fc2.com/blog-entry-912.html

金融庁の、企業会計審議会総会議事次第(2010.8.3)の配付資料を見ていたら、この件に関するものがありました。

■資料5 現行連結財規(22年12月施行)における子会社のIFRS任意適用(PDF:58K)
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/soukai/20100803/05.pdf


やはり、IFRS任意適用済みの(上場)会社の子会社の場合、非上場で有価証券報告書(有報)提出会社でも、連結財務諸表にIFRSを任意適用できるようにするんですね。
IFRSに対する、管理人の理解の底の浅さが露呈して、ちょっと恥ずかしかったです。

ケースとしては、極少ないでしょうが、「非上場会社」を対象にしたところが画期的です。これで、IFRSは「上場会社」だけのものでは、なくなります。中小企業庁(経産省)とか、税務関係が横槍を入れて来て、混迷する連単問題に関して、金融庁さんが楔を打ち込んだ、というのは穿ち過ぎでしょうか、そうですか。

IFRS任意適用会社の範囲拡大(案)

金融庁のサイトに、連結財務諸表規則などの改正案がアップされています。

■「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令(案)」等の公表について(2010.8.4)
http://www.fsa.go.jp/news/22/sonota/20100804-2.html



気になったのは、以下の「みなし特定会社」の部分。

IFRS任意適用会社の範囲の拡大

IFRSを任意適用した上場会社の子会社の連結財務諸表にIFRSを任意適用できることとする規定を新設します(連結財務諸表規則第1条の2第2項)(四半期連結財務諸表規則及び中間連結財務諸表規則においても同様)。


「IFRSを任意適用した上場会社の子会社の連結財務諸表」というのが、いまひとつ、ピンときません。「IFRSを任意適用した上場会社の子会社」であれば、「非上場会社」でも、特段の取組みの記載と体制整備を要件に、連結財務諸表に対するIFRSの任意適用を認めるということでしょうか。

企業会計審議会の会長発言

2010.8.3の企業会計審議会については、以前にエントリを上げましたが、一部のソースが別のリンクにありましたので、ついでにアップしておきます。

■企業会計審議会総会 会長発言(骨子:未定稿)(2010.8.3)
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/hatsugen/soukai/20100803.html

アドプションとコンバージェンスの違い:日印フォーラム

常日頃、購読させて頂き、勉強させて頂いている、弁護士の山口利明先生のエントリから。

■ビジネス法務の部屋:いよいよ法制審会社法改正論議にIFRS登場か?(2010.8.4)
http://yamaguchi-law-office.way-nifty.com/weblog/2010/08/post-bb08.html


原則主義が招く混乱を不安視するのは日本もインドも同様のようでして、なんと(来年4月からIFRSを導入する)インドでは堂々と解釈ガイダンスを作成する、とのこと!

ええ!?IFRSって、勝手に(各国で)解釈指針を作ったらアカンのとちゃうの!?


インドは、コンバージェンス路線。つまり、IFRSを導入する訳ではなく、単に「似たものを作ります」と言っているだけ。なんちゃってIFRSなので、解釈指針を作ろうと、何をしようと自由です。個人的には、コンバージェンス(のみ)には賛成できませんし、そもそもIFRSを導入したと言えないと思いますが、スジは通っています。

ところが日本は、アドプション。IASBがダメだと言っている解釈指針をなぜ作るのか。スジが通りませんなぁ。

単体財務諸表にIFRS任意適用を許容か:企業会計審方針

2010.8.3に、企業会計審議会総会が開催されました。
テーマは「単体財務諸表の会計基準のあり方(コンバージェンス)について」で、いわゆるIFRSの連単問題が議論されたようです。

連単問題とは、連結と単体の財務諸表の関係であり、両者をどのような会計基準に基づいて作成するか、という論点。IFRSに関して、残された議論の中でも、最大のもののひとつです。
これは、企業実態を外部に適正に開示するという財務会計の根本目的と、種々のコストとのバランスをどうするか、という点に帰着します。

企業会計審議会では、IFRSの連結財務諸表への先行適用である連結先行(ダイナミック・アプローチ)を確認し、単体財務諸表には、IFRSの強制ではなく(日本基準強制でもなく)、任意適用を許容する方針とのこと。

配布資料は、以下からどうぞ。

■金融庁:企業会計審議会総会を開催しました。(2010.8.3)
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/soukai/20100803.html

旬刊「経理情報」8/10号 最新IFRSプロジェクトを読み解く

旬刊「経理情報」の最新刊2010.8.10号は「最新IFRSプロジェクトを読み解く」がテーマです。

現在進行中のIFRSプロジェクト一覧
収益認識プロジェクト
連結プロジェクト
財務諸表表示プロジェクト
金融商品プロジェクト
リースプロジェクト
(同書目次より)


IFRSのワークプランの現況がコンパクトに整理され、(経年劣化する)単行本の情報を補足するのに最適かと。
特に、リースに関しては、文献が少ないので、お薦めです。

■中央経済社:旬刊 経理情報
http://www.keirijouhou.jp/1256/index.html

基本は予約購読ですが、一部、都内大手書店で購入できるようです。

日印フォーラム(4)日本公認会計士協会

日本公認会計士協会のサイトに、「日印フォーラム」開催の記事がアップされていたのでリンクを。

■日印フォーラム2010 「IFRS導入の課題」開催される(2010.7.29)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/2010ifrs_1.html
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