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IASBがワークプランを改定

IASBとFASBが「MoUのコンバージェンスは当初期限の2011.6末に終わらない、2011末までズレ込む」との趣旨の声明を出したの件について以前にエントリを上げましたが、それに伴い、IASBがワークプランを改定しています。

■IASB work plan - projected timetable as of 25 June 2010(2010.6.25)
http://www.iasb.org/Current+Projects/IASB+Projects/IASB+Work+Plan.htm


気付いた点をメモしておきます。

金融商品:分類と測定(1AS39号)
-フェーズ3:ヘッジの公開草案が2010 Q3に先延ばし
-Asset and liability offsetting(資産と負債の相殺?)が新たにテーマとして加わり公開草案が2010 Q4予定
-全体(IAS39→IFRS9)が2011 Q2に確定

財務諸表の表示
-その他包括利益の表示項目は2010 Q4に基準化
-その他は、2011後半の基準化と先延ばし

その他
-リースの公開草案は2010 Q3に先延ばし
-認識の中止は2010 Q3基準化と前倒し
-排出権取引(Emissions trading schemes)は2011年後半に公開草案
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IASBとFASBが収益認識の公開草案を公表

IASBがFASBと共同で検討していた、公開草案「収益認識」を公表しました。

■IASB and FASB propose a new joint standard for revenue recognition(2010.6.24)
http://www.iasb.org/News/Press+Releases/revenue+recognition+ED+June+2010.htm


IAS18号収益、IAS11号工事契約などの置き換えで、リース、保険契約、金融商品等を除く、すべての契約に適用されます。
特に、従来のリスク経済価値アプローチから、支配アプローチへと、収益認識の時期について、モデルの変更が提案されています。

企業内容等の開示に関する内閣府令(案)等の公表

金融庁のサイトで、企業内容等の開示に関する内閣府令(案)等が公表されています。

■企業内容等の開示に関する内閣府令(案)等の公表について(2010.6.28)
http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20100628-1.html


内容は、指定格付機関制度の廃止と2010.4にスタートした信用格付業者制度への統合、格付の公的利用の見直し、とのこと。2010.7.28まで、コメント募集中。

公開草案「確定給付制度」の和訳が公表

ASBJのサイトで、IAS19号の改定である公開草案「確定給付制度」の和訳が公表されています。

公開草案「確定給付制度」(IAS第19号の修正提案)の和訳(2010.6.25)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20100429.jsp


2010.4.19付エントリの下部に、以下のPDFファイルがあり。

■公開草案「確定給付制度」(IAS第19号の修正提案)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/20100429_1.pdf


退職給付については、一度、セミナーを受けましたが、正直、理解し切れていない。しかも、ステップパイステップで改定予定だそうで、日本基準(コンバージェンス)と合わせて考えると、目がグルグル回りそう…

バーゼルⅡ規制案の後退は欧州版失われた10年の始まり

銀行の資本規制であるバーゼルⅡの新規制案が、大幅に緩和される方向で再検討とのこと。
2010.6.25付、日本経済新聞より。

■銀行の資本規制案緩和へ 信用収縮回避 欧州不安に対応 バーゼル委検討
■欧州銀への影響大きく 自己資本規制 強化から転換探る

欧州の銀行は、(ギリシャ危機以前に)資産がすっかり腐ってしまっているというのは、すでに常識の域。この際、しっかり処理するのが妥当なところで、バーゼル委の新規制案は当然の処置でした。ところが、ポピュリズムに陥り、一度決めた措置を緩和してしまう、という愚策。EUがIFRS9号(金融商品:分類と測定)を店晒しにしているのと、根は共通かと。
日本の失われた10年(20年?)と同じように、欧州も衰微していくんでしょう。

連結決算における包括利益の開示

2010.6.25付、日本経済新聞より。

■包括利益 今期「連結」から開示 会計基準委が最終決定


経済界の反対で漂流していた包括利益の件ですが、ASBJが今期(2011年3月期)から連結での開示を決定したとのこと。
ただ、単体(個別)決算に関しては、1年後に判断するとして先送り。金融庁の企業会計審議会における、連単問題の審議を見極める模様です。

資産除去債務で大切なのは投資採算計算の厳密化

2010.6.24付、日本経済新聞より。

■将来の撤退費用が重荷に 新会計ルール 特損に計上 電力9社今期1400億円


IFRSとのコンバージェンスにより導入される資産除去債務の影響で、2011年3月期に特別損失を計上する企業が多く出る、という記事。各社の具体例は、以下の通り。

出光興産:ガソリンスタンドの撤去費用
三越伊勢丹ホールディングス、いなげや:賃借店舗の原状回復費用
電力各社:原子力発電所の解体費用
太平洋セメント:石灰石鉱山の閉山費用、採掘設備の撤去費用、緑化費用
三菱ガス化学:ガス井戸の廃坑費用

ちなみに、資源開発大手の国際石油開発帝石、石油資源開発は、井戸を貯蔵庫に活用するとして撤去費用の見積り対象から除外したとのこと。これはどうも、イカサマ臭い。

なお、資産除去債務の導入で本当に大切なのは、投資の実行時における採算計算(フィージビリティ・スタディ)が重要になる、ということ。これは、財務会計というより、管理会計(経営管理)の問題で、経営そのもの。経理部門というより、経営戦略部門の役割です。

非上場会社の会計基準に関する懇談会の第3回議事概要を公表

非上場会社の会計基準に関する懇談会の第3回が開催され、ASBJのサイトで議事概要が公表されています。

■第3回 非上場会社の会計基準に関する懇談会 議事概要(2010.6.22)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/establishment/20100524/minutes/minutes_20100524.pdf;jsessionid=96D49509B369C7454FD7E9DFAD56C54B

相変わらず、ヘタレな議論がおこなわれているようです。

ITベンダーのIFRS導入支援サービスは7種類

ITベンダーのIFRS導入支援サービスに関するITproさんの記事。

■ITpro:サービスは7種類、「影響度分析」は数百万円(2010.6.22)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100611/349113/


ITベンダーのIFRS導入支援サービスはどこも共通していて、基本的に以下の7種類だそうです。

影響度診断

ロードマップ策定

業務改革コンサルティング

システム構築サービス

展開サービス

システム運用サービス

PMO支援サービス

ASBJのNews Letter 第15号

ASBJのサイトで、Newsletterの最新号(第15号、2010.6.18)が公表されています。

■ASBJ Newsletter 第15号(2010.6.18)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/newsletter/pdf/newsletter15.pdf


ASBJ Newsletterは、隔月(偶数月)の20日前後の発行。審議等の活動状況などが、まとめられ、一部はリンクも貼られているので、便利です。

■ASBJ Newsletter(バックナンバー)
https://www.asb.or.jp/asb/mem/index.jsp

金融庁が経済価値ベースのソルベンシー規制の導入のためフィールドテストを実施

金融庁が、経済価値ベースのソルペンシー規制の導入のため、フィールドテストを全保険会社に対して、実施するとのこと。

■経済価値ベースのソルベンシー規制の導入に係るフィールドテストの実施について(2010.6.16)
http://www.fsa.go.jp/news/21/hoken/20100616-1.html

ソルペンシー規制とは、保険会社版の自己資本規制のこと。
経済価値ベースのソルペンシー規制とは、欧州で先行的に検討が進められている現行ソルペンシー規制の改良版のことで、これは、銀行業界のバーゼルⅡに習い、ソルペンシーⅡとも呼称されます。

経済価値ベースの保険負債評価(保険負債の時価評価)などの部分で、IFRSとも密接な関係を持っているようです。

IFRSの任意適用及び初度適用について

金融庁のサイトで、IFRSの任意適用及び初度適用に関する文書が公表されています。

■IFRS(国際会計基準)の任意適用及びの初度適用について(2010.6.17)
http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20100616-2.html


金融庁へ寄せられた、任意適用等に関する質問と回答を整理したもの、とのこと。
具体的には、既に、アニュアル・レポートで、IFRSベースの連結財務諸表を作成していた場合に、改めて「初度適用」とする必要があるか、という質問に答えたものです。

初度適用については、連結財務諸表規則や開示府令に特に規定がないことから、IFRS自体によるとし、既に、アニュアル・レポートで初度適用を行っていた場合、改めて有価証券報告書の提出時に初度適用の規定は適用されない、と結論づけています。
なお、その場合、以下の要件が必要とのこと。
-有価証券報告書に、アニュアル・レポートで、既に初度適用が適用されていることを明示すること。
-アニュアル・レポートに記載されたIFRSによる連結財務諸表が、我が国の監査人による我が国の監査基準に基づいた監査証明等を受けていること

ちなみに、このケースは、任意適用第1号となった、日本電波工業さんのケースそのものですね。
■日本電波工業:平成22年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
http://www.ndk.com/pdf/1003-year_ja.pdf

公開草案「金融負債に関する公正価値オプション」の和訳

ASBJのサイトで、公開草案「金融負債に関する公正価値オプション」の和訳が公表されています。

■公開草案「金融負債に関する公正価値オプション」の和訳(2010.6.17)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20100511.jsp;jsessionid=A9870F6B720DA6DF3BBEC1F5778B639E

原文の公表は2010.5.11ですが、早い対応といってよいでしょう。非常にありがたいです。翻訳委員会が、機能し始めたのでしょうか。

内容は、IAS39号改定フェーズ1、IFRS9号の残り部分である金融負債に関するもの。特に、純損益を通じて公正価値で測定するものに指定された金融負債、俗に公正価値オプションと呼ばれるケースの、自己の信用リスクの扱いです。

企業会計基準委員会が中期運営方針を公表

企業会計基準委員会が中期運営方針を公表しました。

■中期運営方針(2010.6.16)
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/asbj/commitment/mr/commitment_2010.pdf

IFRSへの発言力を高めていく、らしいです(笑)

日本公認会計士協会が研究報告「会計基準のコンバージェンスと確定決算主義」を公表

日本公認会計士協会のサイトで、租税調査会の研究報告第20号「会計基準のコンバージェンスと確定決算主義」が公表されています。全63頁の報告書です。

■租税調査会研究報告第20号「会計基準のコンバージェンスと確定決算主義」の公表について(2010.6.15)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/20_14.html


なぜか「IFRS」の区分ではなく、「専門情報」の方だけにあります。
双方にリンクを貼ればよいだけだと思うのですが。会計士協さんのサイト、どうもWebの初歩的な機能を、上手く活かせていないようです。例えば、少なくとも2010.6.12にはボディがアップされていた「IFRSテクニカルサマリー」の件が、2010.6.15になって、やっと「IFRSに関するお知らせ」に載るなども、ちくはぐ。

■IFRSテクニカル・サマリー公表のお知らせ(2010.6.15)
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/information/japan/ifrs_10.html

ビンテージ情報

ビンテージ情報とは、(償却原価で測定する)金融資産の組成及び満期の年を示した情報のこと。ビンテージ情報は、額面金額に基づき、表形式で開示することが要求されています。
公開草案「償却原価と減損」B29

Googleドキュメントが不調

先週末、諸事情により自宅外からGoogleドキュメントに文書をアップ。昨日、自宅でその文書にアクセスしようとすると、「権限がありません」とのエラーが。
新規の文書作成もできず、自宅からアップした既存の文書だけが修正できるという、おかしな状態に・・・

たまたま、大した作業ではなかったので、諦めましたが、Google先生だけに頼るのは危険ですな。DropBoxか、Everntoでも、使おうかな。

ASBJ「季刊 会計基準」の特集記事を公開

企業会計基準委員会(ASBJ)のサイトで、機関誌「季刊 会計基準」の特集記事(の一部?)が公開されています。

■『季刊 会計基準』Pick Up (2010.6.11)
https://www.asb.or.jp/asb/jnl_pickup.do


どうせなら、全文を公開されたらよいと思います。あと、発行日前の記事は会員のみ限定と、相変わらず、あまり意味のない嫌がらせをしているのが、悲しい。そんなことをしても、会員が増える訳はなく、かえって、反感を買うだけなんですが、彼らには判らないんでしょうね。

日本公認会計士協会がIFRSテクニカルサマリーの翻訳を公開

日本公認会計士協会のサイトで、「IFRSテクニカルサマリー」の翻訳版が公開されています。

■IFRSテクニカル・サマリー
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/summary/


IFRSテクニカルサマリーとは、IASC財団(IFRS財団)のスタッフが作成した各基準の要旨のようです。そのため「国際財務報告基準の規定を参照」しろ、との警句付ですが、IFRSの概要を知るために、有用ではないかと。
各基準ごとに、数ページにまとめられています。

「中小企業の会計に関する研究会」の議事録

知らなかったのですが、中小企業庁の研究会として「中小企業の会計に関する研究会」というのがあるそうです。これは「非上場会社の会計基準に関する懇談会」とは別物。

■中小企業の会計に関する研究会(第4回)-議事要旨(2010.6.8)
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004658/index04.html


IFRSに絡んだ議論もされているようですが「会計先進国である日本」などという記述があるなど、かなり味わい深い(笑)

企業会計審議会総会のIFRS関係資料

金融庁のサイトで、企業会計審議会総会議事次第の公表があり、配布資料としてIFRS関係のドキュメントが大量に開示されています。

■金融庁:企業会計審議会総会議事次第(2010.6.9)
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/soukai/20100608.html


特に「「資料1 「上場会社の個別財務諸表の取扱い(連結先行の考え方)に関する検討会」の概要の報告(西川委員)」を見ると、ダイナミックアプローチというか、連単分離の方向性が垣間見え、なんだかなぁ、という感じ。

関経連のIFRS導入に対する意見書

関西経済連合会(関経連)が、IFRSの導入に関する意見書を公表しています。

■関西経済連合会:国際会計基準の導入に関する提言(2010.6.8)PDF
http://www.kankeiren.or.jp/material/pdf/2009/100604ikenshokokusaikaikei.pdf

近頃のIFRS本の「傾向と対策」(下)

引き続き、近頃のIFRS本の傾向についてメモ

3.用語辞典
「IFRS財務会計入門」の著者、広瀬先生などが関与する用語集。英和←→和英の両方使えます。英語のできない管理人的には、こういう本を待っていた。

■「英和和英 IFRS会計用語辞典」 広瀬義州、内藤文雄、徳賀芳弘 中央経済社 2010.5



英和和英IFRS会計用語辞典英和和英IFRS会計用語辞典
(2010/05)
広瀬 義州内藤 文雄

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4.プロジェクト計画系
IFRSの内容というより、プロジェクトの進め方などをメインにしたもの。手順が延々と書かれており、プロジェクト経験が豊富な方にはややクドいかもしれないが、参考になります。

■「成功する!IFRS導入プロジェクト」 清文社 デロイト トーマツ コンサルティング 2010.5.10

■「IFRS時代の会計イノベーション」 日経BP出版センター IBM Global Business Services 経理財務変革コンサルティング 2010.4.19



成功する!IFRS導入プロジェクト成功する!IFRS導入プロジェクト
(2010/05/10)
デロイト トーマツ コンサルティング株式会社

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IFRS時代の会計イノベーション グローバル連結経営を実現する情報システム戦略とはIFRS時代の会計イノベーション グローバル連結経営を実現する情報システム戦略とは
(2010/04/19)
IBM Global Business Services 経理財務変革コンサルティング

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5.IFRS全般の把握
IFRSを全般的に把握するには、やっぱりソースに当たるのがベストなので「国際財務報告基準(IFRS)(2009)」がよいかと。ただ、分厚くて高いので、次善の策としては「テキスト 国際会計基準」をお薦め。すべてのテーマを網羅しなくてよいのであれば「IFRSの考え方と実務対応」もよいです。共著ですが、良くまとまっていて、読みやすい。

■「国際財務報告基準(IFRS)〈2009〉」 国際会計基準委員会財団、企業会計基準委員会訳 2009.12

■「テキスト 国際会計基準」白桃書房 桜井 久勝 2009.10
または以下。

■「IFRSの考え方と実務対応」 日本公認会計士協会出版局 日本公認会計士協会 2010.4


国際財務報告基準(IFRS)〈2009〉国際財務報告基準(IFRS)〈2009〉
(2009/12)
国際会計基準委員会財団、

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テキスト 国際会計基準テキスト 国際会計基準
(2009/10)
桜井 久勝

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IFRSの考え方と実務対応IFRSの考え方と実務対応
(2010/04)
日本公認会計士協会

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6.概説書
概説書では、以下が、IFRSの関連情報を広く網羅していてお薦め。その割に、コンパクトで記述も明解です。

■「あっ、そういうことか!IFRSガイド」 中央経済社 武田雄治 2010.5



あっ、そういうことか!IFRSガイドあっ、そういうことか!IFRSガイド
(2010/05)
武田 雄治

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近頃のIFRS本の「傾向と対策」(上)

IFRS本の傾向についてのメモ。
(タイトルは釣りで、特に「対策」というほどのことはありませんので悪しからず…)

IFRS本では、一時は、監査法人の書く概説書ばかりが溢れました。これが…、あまり役に立たないんですなぁ。あと、雑誌とムック本。こちらは、一部面白いトピックなどがありますが、全体的には、同じような話ばかりで、実務的にはこちらもあまり生産的とは言い難い。

でも、近頃は少し傾向が変わり、またテーマや範囲を絞り込んだ本なども出ていますので、少し、ご紹介。やや長くなりそうなので、上・下の2回にて。

1.IFRSテーマの絞り込み

■「IFRS初度適用の実務」 中央経済社 東京国際会計、中尾 健、岡村 憲一郎 2010.4

■「IFRSコンポーネント・アカウンティングの実務」 中央経済社 大沢 幸雄 2010.4


「IFRS初度適用の実務」は、内容は概説書に近いようですが、タイトルをIFRS1号「初度適用」に絞り込み。「IFRSコンポーネント・アカウンティングの実務」は、有形固定資産の更に、減価償却等に関するコンポーネント・アカウンティングがテーマ。超ニッチです(笑)


IFRS初度適用の実務IFRS初度適用の実務
(2010/04)
東京国際会計中尾 健

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IFRSコンポーネント・アカウンティングの実務IFRSコンポーネント・アカウンティングの実務
(2010/04)
大沢 幸雄

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2.学者が著者の2冊
「IFRS財務会計入門」は、概念フレームワークと企業結合を、2つの視点としているのが特徴。
対して「導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方」は、概念フレームワークとIAS1号「財務諸表の表示」を切り口にしています。
「原則主義」に関する両者の見解が、全く違っているのが、面白かった。

■「IFRS財務会計入門」 中央経済社 広瀬 義州 2010.02.15

■「導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方」 日本実業出版社 高田橋範充 2010.5.26




IFRS財務会計入門IFRS財務会計入門
(2010/02/15)
広瀬 義州

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導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方
(2010/05/26)
高田橋 範充

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無形資産評価の専門チーム(トーマツFAS)

トーマツの子会社「デロイトトーマツFAS」が、無形資産評価の専門チームを立ち上げるという記事が、2010.6.5付日経に。

■無形資産評価の専門チーム トーマツ子会社で発足(2010.6.5)


先日の、新日本有限責任監査法人の企業への100人出向ばなしに続いて、また、会計士のリストラ策か、と思いましたが、M&Aアドヴァイザリーの子会社なので、違うんでしょうか?
M&A会計基準の改定に伴う、無形資産評価(測定)のニーズを吸収する狙いとのこと。

なお、IFRSでは企業結合(M&A)に伴う無形資産の評価も、IAS38号「無形資産」で一括して扱っています。
無形資産は、以下の3要件をもって認識・測定されます。

1.(のれんと異なり)個別に区分して認識可能
2.経済的便益の流入可能性が高い
3.取得原価が信頼性をもって測定可能

連単分離論の背景

2010.6.3付の日経に、日本基準における包括利益の開示について、企業の抵抗論などが掲載されていました。

■会計基準の国際化 包括利益、企業側が難色 『単体』への反映課題多く(2010.6.3)


日本の会計基準(日本基準)についても、IFRSとのコンバージェンスに伴い包括利益の導入が検討されていますが、なぜか企業側が、それに抵抗している由。

この記事で

企業にとっては連結、単体で同時に包括利益を開示するのは難しい。

とあるのが、よく判らないです。

連結で包括利益を開示する以上、単体でも(少なくとも元データは)算出しているはずでしょう。それを単純に、開示すればよいだけです。何が難しいのか?
もしや、税金や配当可能利益を考えて、妙な「調整」をするので、それを連単両方で、かつ辻褄を合せてやるのが難しい(面倒だ)、と言ってるのでしょうか?確かに、利益調整をすることが、経理の仕事だと思い込んでいる方もたまにいるようで。

むしろ、連結と単体を同一の会計基準にすることで、企業側の負担は激減すると思いますが。

IASBがコンバージェンス作業の6ヶ月延長を表明

昨日エントリを上げた、コンバージェンス作業延伸の件が、IASBのサイトで公表されています。

■IASB and FASB issue statement on their convergence work(2010.6.2)
http://www.iasb.org/News/Announcements+and+Speeches/IASB+and+FASB+issue+statement+on+their+convergence+work.htm


このあと、改定されたワークプランを含むレポートが、公表される予定のようです。

こういう超重要なことは、すぐに和訳してASBJや日本公認会計士協会等のサイトで公表して頂きたいものです。ひょっとして、重要性が判らないのだろうか?

FASBがコンバージェンス作業の6ヶ月延長を表明

米国財務会計基準審議会(FASB)が、IASBのIFRSとのコンバージェンス(MoU)について、期限の2011.6末から6ヶ月遅れるとの見通しを発表したようです。

■REUTERS:米会計基準の国際基準との統合、期限の2011年6月末より約6カ月遅れる見通し=FASB会長(2010.6.2)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK866694820100601


コンバージェンス終了は2011.12末になり、デビッド・トゥイーディーIASB議長の任期までに終了しないことになります。いよいよ、IASB対FASB、英国(EU)対米国の会計覇権争いが、改めて表面化しているということでしょうか。
面白くなってきた。でも、日本は蚊帳の外…(笑)

【関連書籍】
■「導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方」 高田橋範充 日本実業出版社 2010.5.26


導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方導入前に知っておくべき IFRSと包括利益の考え方
(2010/05/26)
高田橋 範充

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第202回企業会計基準委員会の概要 Webcast

ASBJのサイトで、第202回企業会計基準委員会の概要 Webcastが公表されています。
■第202回企業会計基準委員会の概要 Webcast
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/minutes/20100528/20100528_webcast.jsp

審議資料も合わせて公開されているのですが、なぜか、以下だけはファイルが添付されていません。ややこしいところなので、公表したくないんやろか?などと、下衆の勘繰り・・・

4.金融商品専門委員会における検討状況について③(IASB公開草案:減損)

信用金庫の合併では持分プーリング法が原則

たまたま、目に入った記事より。信用金庫が合併する場合には、持分プーリング法が原則として適用されるそうです。

■「業種別委員会報告第33号「信用金庫等における監査報告書の文例について」の改正について」の公表について(2010.5.18)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/33_6.html



2010.4.13に信用金庫法施行規則等が改正され、企業会計と異なる処理が定められたとのこと。その結果、「我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し」なくなってしまい、「信用金庫法及び同施行規則~(中略)~会計の慣行」のみを根拠とすることに…

持分プーリング法は、実態に合わない処理として、廃止するのが世の流れなのに、逆行しているなぁ。
信用金庫の場合、業績悪化に伴う救済合併が多いですが、よほど何か、実態を隠蔽する必要があるんでしょう。
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