FC2ブログ

バーゼルⅡのせいなのか?

フィードで購読させて頂いているブログで、ちょっと気になった記事がありましたので。

■法務の国のろじゃあ:Privatizationで手に負えなくなったらその次は?
http://rogerlegaldepartment.cocolog-nifty.com/rogerlegal1/2009/01/privatization-c.html

ろじゃあさんは、どうも、バーゼルⅡのせいで金融機関が「貸し渋り」している、というご見解のようですが、ちょっと、ロジックに違和感を感じます。

殺人罪があるから、殺人が悪い訳ではないでしょう。「殺人」自体が悪いのです。
金融機関の場合、十分な健全性が無いのが、マズいのです。規制(バーゼルⅡ)は、健全性を自己資本で測定しようとしているだけのことではないでしょうか。(方法自体の是非はあるかもしれませんが)
法務に詳しい方が、こんな単純な理論が判らないはずは、ないでのしょうが、どうも「金融機関の規制=悪」という先入観に囚われているようですね。

バーゼルⅡがあるから貸せないのではなく、その金融機関に十分な自己資本が無く、不健全だから貸せない訳です。4%とか8%というレベルも、いわば過少資本ですが、その水準の自己資本すら守れない金融機関は、そもそも、事実上「潰れている」と考えられます。事業会社が、債務超過で破綻状態になるのと、基本的には同じことです。
都合の悪いことをバーゼルⅡや規制のせいにする方は、ときどき見られますが、良く判らないですね。陰謀論なんでしょうか。

グローバルな金融危機を経て、今の流れは、むしろ、現在のバーゼルⅡのような低いハードルではダメだ、もっとハードルを高めよう、という方向性なのだと思います。米国の投資銀行を商業銀行の枠組みに移したのも、その一環でしょう。
スポンサーサイト



ドメイン(20/365)

【定義】
ドメイン(domain)とは、ビジネスの領域(範囲)のこと。事業領域。

【解説】
戦略の策定に当たっては、まずドメイン(事業領域)を規定することが重要になる。
ドメインは、一般に「顧客」と「製品・サービス」により決定する。つまり「だれに」、「何を」提供するビジネスか、ということを決めるのが、事業領域の規定である。当り前のようであるが、これらが明確でない企業は多い。
また、企業は、一部の中小・零細企業を除いて、複数のドメインを持っており、これが問題を複雑化させる。

【関連書籍】
■企業ドメインの戦略論 榊原清則 中央公論社 1992.5

企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書)企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書)
(1992/05)
榊原 清則

商品詳細を見る

スポンサーリンク

最近のトラックバック
最近のコメント
検索フォーム
ユーザータグ

仮想通貨 IFRS 簡単図解 

楽天トラベル
Amazonからのお薦め
FC2カウンター
カレンダー
12 | 2009/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

xz400

Author:xz400
「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。