ヒューマン2.0

『ヒューマン2.0』 渡辺千賀 朝日新聞社 2006.12.30刊

半年以上前に出た本ですが、ある先輩に薦められ、読み始めました。
実は管理人は、渡辺千賀さんを知らず…。後で偶然、『アルファブロガー』という本を読んだのですが、2005年2月の時点でベストイレブンに選出されていた、たいへんな方なんですね。(汗)まず、本書の元になったブログ「On Off and Beyond」を覗きに。

最初、新書で190p、735円はちょっと薄くて割高(?)と思いました。管理人は、「本」も肉などと同様ボリューム(g)と価格の対比が非常に気になるたちです。しかし、実は全てのページに脚注又は本文と関係ない文章が付記されており、本来のボリュームは250頁分以上ありそう。むしろ、お得でした。ブログのエントリを元にした本のため、このような形態になったのでしょうが。

文章は軽快で、テンポよく読み進められました。ネガティブになりそうなテーマも、サラッと(しかしハッキリと)書かれ、イヤミはありません。少し前に書いた『ビジネス法則の落とし穴』とは、正反対の印象。

コールセンターの位置付けがそもそも違ってない?とか、アウトソースと生産性の向上による効果の違いなんて(マスコミに)判るわけないよね(自社でも判らないのに)とか、同業者としての細かい突っ込み所は満載ですが、そんなことは置いておいて。
梅田望夫さんの『ウェブ進化論』、『シリコンバレー精神』などとは、ずいぶん違う感じですが、シリコンバレーの今をビビット(死語)に、伝えているのではないでしょうか。なお、管理人の属するドメスティックな会社でも、本書で述べている過激な制度の一部が導入され始めていたりします。日本の会社には無関係、という訳ではなさそうです。

また、ところどころに出てくる著者の人生観(?)も、新鮮でした。特に気になったのは、「相手の常識と自分の常識、どちらが「正しい」かを競う必要もない。異質な人たちを、異質なまま理解する」というところ。できないんですよね、これが。(大反省)

海外、特にシリコンバレーに興味のあるエンジニアの方はもちろんですが、普通のビジネスマンの方々にも広くお薦めします。
[私的INDEX]オフショアリング、人件費の変動費化、キャリアのロンダリング、企業向けフリーランス

お薦め印:★★★★☆(文章のチャラチャラ感を差引)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書) ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)
渡辺 千賀 (2006/12/08)
朝日新聞社

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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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