イアン・ブレマー 「トランプ外し」広がる州外交

日本経済新聞(日経)の2017.7.14付記事、コラム「グローバルオピニオン」より。昨日のエントリに続き、米「Gゼロ」シリーズの著書でも知られる、ユーラシア・グループ社長イアン・ブレマー氏のコメント。

■「トランプ外し」広がる州外交(2017.7.14)


ブレマー氏は毎月1回寄稿しているようですね。

米国トランプ大統領の「米国第一主義」に対抗するため、移民政策におけるサンクチュアリシティー(移民都市)と気候変動(地球温暖化)におけるカリフォルニア州の排出量取引制度「キャップ・アンド・トレード方式」を挙げて、米国以外の国が米国の州や都市等と、関係を築き協力する道があることを示しています。

米国は連邦国家であり、分権化が進んでいるためこのようなことが可能ということですが、管理人にとっては目新しい視点でした。



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イアン・ブレマー 「Gゼロ」の世界 見えぬ突破口

日本経済新聞(日経)の2017.6.16付記事、コラム「グローバルオピニオン」より。ユーラシア・グループ社長イアン・ブレマー氏のコメント。

■「Gゼロ」の世界 見えぬ突破口(2017.6.16)


こちらは先月の記事ですが。

トランプ大統領はTPPとパリ協定からの離脱により、Gゼロ(世界に安定した指導力を発揮する国の存在しない状態)であることを明確に。

欧州は自由世界の指導者足りえず、中国が東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や広域経済圏構想「一帯一路」を進めても自由貿易の旗手には成り得ず。

Gゼロの世界秩序が続く、というのが結論です。



宮家邦彦氏「地政学と日本の大戦略」講演

大変ご無沙汰しております。

2016.6.27に、日本証券アナリスト協会が主催する宮家邦彦氏の講演会「地政学と日本の大戦略」を聴講しましたので、少しだけメモを。

宮家氏は外務省出身で外交政策研究所代表。キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)研究主幹を兼務。

■外交政策研究所
http://fpijapan.com/



演題に地政学とありましたが、タイミング的に、ほぼテーマはBrexit(=英国のEU離脱)中心に。
Brexitはあくまで政治的なもので、経済合理性では説明できない。それを経済面からしか見ていないとして、(ある)エコノミストを批判しておられました。
名指しはされませんでしたが、地政学というワードを使っているので、たぶん以下の方ではないかと邪推。

■倉都康行:地政学リスクへの無防備さを露呈した日本
英国のEU離脱で右傾化進む欧州の次のリスクは?(2016.6.27)
http://diamond.jp/articles/-/93768


Brexitは、ポピュリズム(Populism、大衆迎合主義)+ ナショナリズム(Nationalism、民族主義)の代物。これにエンパイヤリズム(Imperialism、帝国主義)を加えた3つに警戒する必要があるとのこと。

Brexit以外でも、ロシアとの北方四島問題やサウジアラビアの内政に関しても興味深いエピソードが聞けました。サウジの内部崩壊は有り得るのかも(個人の感想です)。

なお、資料として新聞記事のスクラップ(A41枚)しか配布されなかったのは、ごく安価とはいえ有料の講演としては、ちょっと遺憾でした。せめてレジュメが欲しかった。

マイナンバーが重複 役所の付番ミス

TLに「男性2人のマイナンバーが重複」というのが出てきたので、「いったい、どういったシステムトラブルだろうか?」と思いました。

日経夕刊に詳細があり、システムの問題ではなく、役所の担当者の付番ミスのよう。
住民登録が無いままの方(←なのでマイナンバーもない)の転入手続の際に、役所の担当者がカナ同名、同生年月日の別人の住民票コードを紐付けたために、同じマイナンバーが2人に生成されたということのようです。

名前は漢字では異名のようなので、明らかに担当者のミスでしょうが、住民票が無いまま国内に住み続けてる人がいてなぜか急に転入手続をしたというのも異例なので、少し同情します。

国税庁のサイトがダウン(2/10)

昨日、たまたま確定申告に関して国税庁のサイトを見ようとしたら、全然アクセスできませんでした。暫く、ダウンしていたようです。
本日みると、「国税庁ホームページの閲覧障害について」というお知らせがアップされていました。理由は書かれていていません。

ネットではアノニマスのDDoS攻撃との噂ですが、本当なら、財務省→金融庁→国税庁と、ちゃんと役所の格に合わせて順次攻撃しているようで、律儀なものですねぇ。

管理人のは細事でしたので、一日くらいどうでもよいのですが、国税庁が一番活躍する時期ですから、お困りの方も多かったのでは。その意味でも、攻撃側もタイミングをよく考えているのかな、と。

また、政府機関であっても攻撃を防げないのですから、もしも企業が狙われた場合は言わずもがなです。

リスクにはアップサイド、ダウンサイドの両面あり

昨日の時間管理にリスクを反映するというエントリで、

この場合に限りませんが、リスクはふつうプラス、マイナス両方向ある

と書きました。アップサイド、ダウンサイドと書いた方が、よかったかもしれません。

リスクとは、将来の不確実性のこと。
(リスクと不確実性は違う、という議論があることは承知していますが、一応ここでは上記の定義でご勘弁を。)

一般的には、将来、自己(ビジネスでは自社)が不利になったり、不利益をこうむる可能性のことをリスクと言うことが多いです。
しかし、自己の利益になるか、不利益かは、単に現在のポジション下で生じる将来の結果でしかなく、現時点ではどうなるのか判らない(=不確実)というのが、リスクの本質かと。

為替リスク(通貨間の交換比率に関するリスク)がこの典型ですが、現在の1ドル=120円が、例えば円安(1ドル=130円とか)になると、ドルベースなら増えて、円ベースなら目減りします。円高(1ドル=110円とか)になると、ドルベースなら目減りし、円ベースなら増加。プラス、マイナス、つまりアップサイド、ダウンサイド両面ありますが、不確実なのでどちらもリスクです。

なぜか予想外に上手くいったというのも、リスク顕在化の結果のひとつということです。

イアン・ブレマー氏 Top RISKS 2016

「「Gゼロ」後の世界」の著者であるイアン・ブレマー(Ian Bremmer)氏の主宰するeurasia groupによる2016年のリスク予測トップ10。必読。

■Top RISKS 2016(2016.1.4)
http://www.eurasiagroup.net/pages/top-risks-2016


項目は以下。
1. The Hollow Alliance
2. Closed Europe
3. The China Footprint
4. ISIS and "Friends"
5. Saudi Arabia
6. The Rise of Technologists
7. Unpredictable Leaders
8. Brazil
9. Not Enough Elections
10. Turkey
(上記より引用)

2、4あたりは自明ですが、5のサウジアラビアは年初に大きな動きがあったばかり。10のトルコは昨年から引き続きで、8にブラジルが入って来てる…。

ちなみに、昨年のTop RISKS 2015はこちら。実際はどうだったか確認したり、今年と比較するのも一興かと。




領収書のコピー?

昨日、聴講した不正対策の講演のQ&Aコーナーで、「領収書が原本でなければならない根拠を教えてほしい」と質問した人がいて、いろいろな意味でびっくり。

どうも質問者の会社では、領収書の原本ではなくコピーを提出してくる人がいてそれを容認しているようなのです。印鑑が押してない単なるプリントアウトだとか、レシートだとか、スキャンじゃダメかとか、そういうのではないのです。コピー。

まず、原本ではないコピーに証拠力はまったく無いでしょう。そして、根拠は法人税法の帳簿書類の保存義務ではいけないのでしょうか。
更に、なぜ原本が無くコピーだけが存在するのか、また、そもそも領収書をコピーするという行為自体も不思議。不正をおこなうため以外の理由が思いつかない…とか、いろいろモヤモヤする質問でした。
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