ヤング「アイディアの作り方」類推による既存の要素の新しい組合せ

昨日のデボノ博士の「6つの帽子思考法」エントリから創造手法に関連して。

ジェームス・W・ヤング「アイデアの作り方」の非常に有名な一節、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」。この文章を読み直すと、いつもとても安心しますね。つまり「真に新しいアイデアなどこの世に無い」く、「既存の要素をバラして新たに再構築するしかない」ということなので、もしかしたら自分のようなものにも出来るかもしれないと思う訳です。

創造、クリエイティブというと、すぐに「ジョブズが~」どうだと言う方がいますが、そういう6シグマからも外れたような人のケースはエンターテインメントとしてしか、役に立ちません。もっと、地道なものだと。

上記の本ではもうひとつの原理も述べられており、それは、「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」と。つまり、アイデア作りの才能は類推だ、ということですかね。

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「金言ねこあつめ」読了



「金言ねこあつめ」を読了。
久しぶりにリアル書店に行ったところ、物欲が爆発して購入した1冊です。

偉人・有名人の23個の金言を、ねこあつめに登場する猫たちが漫画3コマで表現するという趣向。

一番のお気に入りは、

知人は、来ては
去っていく。
友人は違う。

フォイエルバッハ

(上記より引用)

なぜかと言えば、贔屓の、しろちゃとらさんがメインのキャストだから…。ポンポン靴下にたくさん入ったニャンコ(猫)たちが、かわいいです。

偉人・有名人が外人ばかりなのと、金言に特に選択基準が無い(しいて言えば人生全般)ようなのが金言集とては、ちょっとアレですが、まあ、ねこあつめマニアなので(゚ε゚)キニシナイ!!

マクドナルド藤田田「子供がターゲット。大人なんてどうでもよい。」

マクドナルドの迷走は続いているようですが、日本マクドナルドの創業者藤田田(「デンと発音してください」と注意書きあり)氏がかつて語っていた言葉。

「マクドナルドのターゲットは子供」(趣旨。以下同じ)。「子供を掴めばこの先、数十年固定客になる」と社内報(社員向けではなく、クルー(バイトね)が読むやつ)に書いていました。ここまでは、そこそこ有能な経営者なら言いそうなことですが、この先がある。「大人の客なんて、どうでもよい」。

前半だけなら、子供「も」狙ったマーケティングになるでしょう。最高経営責任者が、大人は対象外でOKと明言することで、戦略がハッキリ絞り込める…、とバイト時代の記憶を反芻するする夏の夜でした。

Too Big To Fail

「Too Big To Fail」は、そのままだと「潰すには大きすぎる」。転じて、「大き過ぎて潰せない」の意。金融規制の界隈で、よく使われている慣用句というか、常套句。Fail(フェイル)は破綻で、TooとToが韻を踏んでる。TBTFとも略します。
リーマン・ショック時の、米国の大手投資銀行や保険会社の救済とか、日本だとJALの公的資金投入による救済とかのイメージです。

ご参考は、そのものズバリの、大和総研の方のコラム。

■蔓延する「Too big to fail」(2009.7.29)
http://www.dir.co.jp/library/column/090729.html


金融規制の議論では、近頃は大きくても潰せるようにする、という方向になっているようです。大手金融機関等(Global Systemically Important Financial Institutions、G-SIFIs)の自己資本の積み増しは、その対策の一部です。
それでも、国単位になるとギリシャのような無法者が出て来て困る訳ですが。まあ、ユーロ(€)圏から、出て行ってもらうのがよいんでしょう。

逆に、Too Small To Fail.というのもあります。こちらは、なぜか「零細企業&中小企業」ばかりを過剰に優遇するポピュリズムを連想します。


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Forewarned is forearmed.

Forewarned is forearmed.
リスクマネジメント、セキュリティ分野?の韻を踏んでいるタイプの金言。こういうの、好きなんですよね。

防犯コンサルタント(実は泥棒?)榎本径/弁護士青砥純子のコンビが探偵役の貴志裕介さんのミステリ小説「硝子のハンマー」より収集。


硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
(2007/10)
貴志 祐介

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Google翻訳先生の直訳では「あらかじめご了承を憂いている」と訳が分かりませんが、Web辞書でも、ものによってはかなり違和感のある訳になっているようです。(「warn」を警告する、と取ると全体が意味不明になるような?)
「warn」は警戒する、「arm」は武装する、接頭辞の「fore」は前もって、事前の、として「事前の警戒は武装に値する」って感じで如何でしょうか。日本のことわざ「転ばぬ先の杖」と同旨のようです。

あ、これは英語が不自由な管理人の勝手な訳なので、十分「警戒」するように。

榎本径/弁護士青砥純子コンビのシリーズは、嵐の大野智さん/戸田恵梨香さんのキャストで、フジTV系月9で「鍵のかかった部屋」シリーズとしてドラマ化されていたようですね(自宅ではTVを見る習慣が無い)。昨年の正月に再構成版が一挙放送され、実家で見てファンになったのですが、今年の正月にも一部放送されて、また見てしまいました。


狐火の家 (角川文庫)狐火の家 (角川文庫)
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鍵のかかった部屋 (角川文庫)鍵のかかった部屋 (角川文庫)
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吉川洋「デフレは長期停滞の結果」

吉川洋「デフレーション」より

筆者の考えは、デフレは長期停滞の原因ではなく「結果」だ、というものだ。
(p206)


デフレは、日本企業のイノベーションに対して、そうした「プロダクト・イノベーション」からコストカットのための「プロセス・イノベーション」へと仕向けるバイアスを生みだした。これこそが、15年のデフレが日本経済に及ぼした最大の害悪なのではないだろうか。
(p211)




デフレーション―“日本の慢性病デフレーション―“日本の慢性病
(2013/01/19)
吉川 洋

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白川日銀総裁「景気が改善し需給が逼迫→物価が上昇、逆ではない」

日本経済団体連合会常任幹事会における白川日本銀行総裁講演の、講演録と資料が公表されています。。

■【講演】日本経済の競争力と成長力の強化に向けて(2013.2.28)
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2013/ko130315a.htm/


日銀総裁としての最後の講演。

景気が改善し需給が逼迫することによって、物価は上昇し、その逆ではない
(図表7)



現代の金融政策―理論と実際現代の金融政策―理論と実際
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白川 方明

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Garbage In,Garbage Out.

「Garbage In,Garbage Out.(ギャベジ イン、ギャベジ アウト)」とは、ゴミを入れれば、ゴミが出てくる、という警句。

Garbage(ギャベジ)は、ゴミとか屑のこと。一般にはあまり使わない語彙かと思いますが、洋食系の料飲業界、特にホテルなどでは、ゴミ箱等を指すものとして、普通に使います。

この警句の主旨は、例えば、リスク・マネジメント界隈では、インプットデータの重要性の指摘です。どんなに精緻なモデルやソリューション(笑)が構築、準備されていても、入力するデータが「ゴミ」なら、しょうもない結果しか出ない、の意。

「高度な金融工学」なんて、一時、マスコミ等もよく使いましたが、現実に取得できるデータはほとんどアレなので…orz
ビッグデータというBuzzワードもねぇ。

まあ、製造や飲食業など、他の分野においても、概ね通じる考え方かと。原材料や前工程で、不良や不具合の要因が入り込めば、製品、料理等の品質は、当然に悪化する訳で。
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「生涯一コンサルタント」として、ダウンシフトしながら、人生晩年を迷走中です。

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