JR東海のリニア・鉄道館

「テツ」と自称できるほどの知識も無く、手元不如意のためお金を投じてもいないのですが、鉄道全般に興味はあり「やや鉄」と自称しております。はい。

先日、名古屋で数時間の空き時間が生じ、時間潰しのため仕方なく(?)JR東海の「リニア・鉄道館」に行って来ました。
せっかくですので、夏休みテーマのひとつとしてご参考までに。

リニア・鉄道館は、JR東海の経営ですが、なんとJRの路線との連絡はありません。クルマが無い場合は、第三セクター鉄道のあおなみ線の利用となります。当然、青春18きっぷも使えず、片道350円、往復700円と、なかなかよいお値段します。家族だと相当の負担…。
そういうこともあってか、夏休み中にも関わらず、さほどの人出でもなく。子供連れの家族が多いですが、それよりもインバウンドの方々の周遊コースに組入れられているのか、それ系の方々がたくさん。

入館料は、大人1,000円、小中高生500円、3歳以上200円。JR西日本の京都鉄道博物館より少し安い。
館内の展示も京都鉄道博物館に似た(逆か?)印象ですが、サイズは小さく、動態系は無し。名称に「リニア」と付くのに、リニア関係の展示はごくごく僅か。もう少しあると、嬉しいのですが。
訪問時には、ドクターイエロー関係の企画展示をやっておりました。

弁当や軽食を販売するデリカステーションが、単なる売店でとても貧相なのは、あまりよろしくないですな。商業施設であればこちらがメインになるものですが、あくまで博物館!といった体でホント付録です。アミューズメントとか、エンターテイメントではなく。まあ、国鉄(JR)らしいとも言えますが。
なお、食事可能なスペースが散在してるのは、家族連れにはよいでしょう。

ちなみに、今まで訪れた鉄道博物館は、北海道鉄道技術館(札幌)、札幌市交通資料館(札幌)、小樽市総合博物館(小樽)、地下鉄博物館(江戸川)、リニア・鉄道館(名古屋)、京都鉄道博物館(京都)といったところ。
JR東日本の鉄道博物館(さいたま)が未訪なのがお粗末…。



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クラウドファンディングの資金提供側の仕訳


クラウドファンディングについて、昨日は資金受領側の企業における会計上の扱いと仕訳を書いたのですが、本日は資金提供側です。
(割としつこい)

寄付は、資金の提供側としては、P/Lの販売費及び一般管理費の寄付金になり、仕訳は以下の通り。

クラウドファンディング 寄付型の仕訳
寄付金 XXX / 現預金 XXX


物品購入の場合は、まずB/Sの資産の前渡金(商品)として、商品・サービスの受領時に棚卸資産等の該当資産に振替します。サービスの場合は決算時にB/Sの資産の前払費用とし、提供時に費用に振り替え。

クラウドファンディング 購入型の仕訳(商品:例)
前渡金 XXX / 現預金 XXX
[商品等提供時]
棚卸資産 XXX / 前渡金 XXX


株式投資は、B/Sの資産の投資有価証券(又は有価証券)になります。

クラウドファンディング 株式投資型の仕訳
投資有価証券 XXX / 現預金 XXX


融資は、B/Sの資産の貸付金になります。貸付金には返済があります。

クラウドファンディング 融資型の仕訳
貸付金 XXX / 現預金 XXX
[返済時]
現預金 XXX / 貸付金 XXX



当然ながら、こちらも全く異なる扱いです。



クラウドファンディングの資金受領側の仕訳

一昨日のエントリで、クラウドファンディングについて、
「資金の提供側から見た寄付、物品・サービスの購入、株式投資、融資が、Web経由ならばすべて同じクラウドファンディングと呼ばれ、これが概念を非常に判りにくくしている原因のひとつかと思います。」
と書きました。
これについて少々補足を。

例えば、クラウドファンディングで資金を得た(受領した)企業における会計上の扱いや仕訳はどうなるでしょうか。

寄付は、資金の受領側としては、P/Lの特別利益の受贈益になり、仕訳は以下の通り。

クラウドファンディング 寄付型の仕訳
現預金 XXX / 受贈益 XXX


物品・サービス購入の場合は、まずB/Sの負債の前受金として、商品・サービスの提供時に売上高に振替します。ごくふつうの、前払い方式による販売ですね。

クラウドファンディング 購入型の仕訳
現預金 XXX / 前受金 XXX
[商品等提供時]
前受金 XXX / 売上高 XXX


株式投資は、B/Sの純資産の資本金になります。(簡略化しています)

クラウドファンディング 株式投資型の仕訳
現預金 XXX / 資本金 XXX


融資は、B/Sの負債の借入金になります。借入金には返済があります。

クラウドファンディング 融資型の仕訳
現預金 XXX / 借入金 XXX
[借入金返済時]
借入金 XXX / 現預金 XXX


このように、資金受領側の会計上の扱いは、4つで大きく異なります。つまり、まったく異なる事柄であると企業会計では認識される訳です。
もちろん、資金提供側の扱いも異なります。

これらが、同じ「クラウドファンディング」という括りで呼ばれているのは判りにくいなぁ、ということでした。



クラウドファンディング

日本経済新聞のBeyond the Finance(金融を超えて) 海外フィンテック シリーズ、2017.8.16はクラウドファンディングが取り上げられています。
今ひとつ、キチンと理解していなかったので整理を。

■海外フィンテック最前線②「ネットから資金」急成長 玉石混交、投資家の保護課題(2017.8.17)


クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、Webを用いて不特定多数から資金を集めること。
クラウドは「Cloud(雲)」ではなく、「Crowd(群衆)」ですね。ソーシャルファンディング(Socialfunding)とも。

「不特定多数から」とありますが、資金を提供する側はべつに「特定」でも「小数」でもよく、あくまで資金を募る側が不特定多数を対象にするということ。

資金を集めるタイプを記事では、寄付型、購入型、株式投資型、融資型の4つに区分。つまり、資金の提供側から見た寄付、物品・サービスの購入、株式投資、融資が、Web経由ならばすべて同じクラウドファンディングと呼ばれ、これが概念を非常に判りにくくしている原因のひとつかと思います。

一般に資金調達(ファンディング)と言った場合には、物品等の購入はもちろん、寄付も含めません。

また株式(資本)投資と融資も、厳密に区別ずることが多いです。ベンチャー・キャピタルと銀行を一括りに論じるようなもの。まあ、近時の金融庁等は、少し区別できなくなっているようにも思いますが(←余談)。

なお、上記の日経記事は良くまとまっていますが、用語の使い方がいささか厳密さに欠けるところがいくつか見うけられましたので、その点にはご注意を。



野村證券 野村嘉浩氏「日本の会計・開示・監査制度を取り巻く環境変化」

証券アナリストジャーナル2017.8号(VOL.55 №8)に、野村證券エクイティ・リサーチ部野村嘉浩氏の「日本の会計・開示・監査制度を取り巻く環境変化」という論考が掲載されています。
副題は「時価総額2兆円超の企業はIFRS適用を」。

1. はじめに
2. 日本企業のIFRS適用状況
3. IFRSの開発状況
4. 日本会計基準の開発状況
5. 開示制度の改革
6. 監査基準の改革
7. 終わりに

(上記より)


以前に、野村氏のIFRSに関する講演を拝聴したことがあります。
数年前から年1回、同種・類似のテーマでほぼ定期的に寄稿されているようです。

会計、開示、監査に関する現時の動向がコンパクトに整理されていますので、ご興味のある方はご一読を。
特にIFRSについては、前半(1~3)に多くの記述が割かれています。





100均 Seriaの耳栓2種 「ソフト耳栓」、「おやす耳」

100均のSeriaさんで、新たに耳栓を2種類入手しました。

直前に、以前にエントリーを上げたキャンドゥ(Can★Do)の「持ち運びに便利 ケース付耳せん」を2個買い増ししたばかりだったのですが。まあ、消耗品ですので、それはそれとして。

両方とも、1組2個入り108円(税込)。色はオレンジで、3Mのネクスケア イヤープラグやキャンドゥの商品と似ています。

ひとつは、「ソフト耳栓(ケース付)」。
ブリックパック入りで、ライトグリーンのケース付き。中国製。セリア(Seria)が販売元として記載されています。
少し大きめですが、キャンドゥ製より柔らかく使用には問題なさそう。
ただ、少しザラザラした材質で、汚れやすそうな印象が。「アルコールを使用した消毒や水で洗っての再利用」はダメと注記があるのが心配です。

もうひとつは、「おやす耳(おやすみみ~)」。
こちらは透明丸型のケース付き。米国製。表示者として小久保工業所が記載されています。
こちらも柔らかいですが表面はツルツルで、ネクスケア イヤープラグに近い印象。
こちらは汚れたら「石けん等で洗」うことを推奨しています。



IASB DP「開示に関する取組み-開示原則の概要」聴講

会計勉強会「IASB ディスカッション・ペーパー「開示に関する取組み-開示原則の概要」」に参加してまいりましたのでメモを。

講師は、企業会計基準委員会(ASBJ)の常勤委員川西安喜氏、専門研究員小西健太郎氏。IASBが3月末に出した、以下の開示に関するディスカッション・ペーパー(開示原則DP)に関するものです。

■IASBが財務諸表における開示を改善するためのステップの概要を示す(2017.3.30)
https://www.asb.or.jp/jp/ifrs/press_release/y2017/2017-0330.html


ご承知のように、IFRSは原則として、DP→ED(公開草案)→基準という開発手続を踏みますので、DPは最初の叩き台ですね。
開示原則DPは、日本語訳で110ページほどと、なかなかのボリューム。
講演は80分ほどで、総論として開示の問題点とプロジェクトの目的。そして、各テーマごとの現状、論点、アプローチ(改善案)が簡潔に解説されました。
なお、開示といっても、基本財務諸表(本表)は別プロジェクトで扱うので、こちらの対象は主に注記の部分になります(第5章除く)。

質疑では、DPの書きぶりが抽象的なことに、かなり批判あり。
IFRSの文言、特にDPなどはいつもこんな感じだと思うのですが、ふだんIASBの議論を追っかけておらず、またIFRSにあまり接していない方々には違和感が大きいのかも。
例えば、情報を3つのカテゴリー(カテゴリーA~C)に分けて対処する案が出されているのですが、真ん中のカテゴリー(B)の定義が抽象的なため他のカテゴリー(AとC)との違いが判りにくく実効性に疑われるとか。
会計方針も、カテゴリー1~3に分ける案ですが同様。

また、このような内容を、強制力のある会計基準の一部とすることの是非も議論に。
まあ、この点は、IASBも[質問3]で「効果的なコミュニケーションの原則をにおいて一般開示基準において定めるべきか、強制力のないガイダンスにおいて記述すべきかについて、見解に至っていない」と正直に言ってるので、仕方ないと思うのですが。

[スケジュール]
2017.3.30 開示原則DPの公表。
2017.10.2 開示原則DPへのコメント期限。
2017中? 重要性の適用ガイダンス、重要性の定義の明確化EDの公表。<予定>
2018以降 開示原則の再審議。基本財務諸表DP又はEDの公表。<予定>





野口悠紀雄先生のビットコイン分裂問題等に関する今週のコメント集

先般、早大ファイナンス総研顧問の野口悠紀雄先生の特別講義「仮想通貨の現状について」を聴講し備忘録をアップしました。

そのビットコインの分裂問題が話題になったからか、今週は野口先生のコメントがいろいろな媒体に出ていましたので、リンクをまとめておきます。
(時系列)

■仮想通貨 未来を聞く(1)分裂騒動 欠陥でない 自ら管理前提、常に注意を(2017.7.25、日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO19199270U7A720C1EE9000/

■ビットコイン分裂は回避されたが、問題は今後も起こる(2017.7.27、DIAMOND online)
http://diamond.jp/articles/-/136475

■野口悠紀雄氏に聞く「人口減少に直面する日本に新テクノロジーが与える影響とは」前編(2017.7.28、お金のキャンパス)
https://money-campus.net/archives/2928

■ビットコインで超高速、かつ低取引料の送金が可能に(2017.7.29、野口悠紀雄 online)
http://office.noguchi.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88



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